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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

沖縄に暮らして5年が経つ。今後は全国の皆様にもお話に伺いたい

 台風が去り、多くの木々が落葉。透け透けに。ほぼ同時に芽が出だすのが沖縄の木々たち。生命力って凄いです。先の県知事選もまさかの大逆転劇。ここまで完勝できるとは思ってもいませんでした。

 翁長雄志さんの遺志が伝わったからだと色々と言われています。確かにそれもありますが、私はこの局面で沖縄の意地を示した沖縄の一人ひとりの力がここまで民意を示したのだと考えています。デニーさんを指名していた翁長さんの眼力があったればこそですが、私は一人ひとりの尽力がこの結果を得たのだと思うのです。
 
 私が沖縄に通いだしたのが89年5月。来年で30周年。名護に暮らし始めてこの10月で5年が経ちます。だから私が全国の皆様に報告できることもあるのじゃないかと思っています。辺野古・大浦湾の現状、何故この国が「基地の島沖縄」に拘るのか(そんなものいらん!)、「島嶼防衛」を口実にしたこの国が「軍事で飯を食う国」になっている現状を問い直すこと、沖縄から考える改憲反対論、地位協定などの現状などなど。ご相談に応じます。
 この6月以降テント村の運営だけで手一杯でしたが、今後はお呼びいただければ出来る限り各地に伺います。是非ともお声をかけてください。当ブログのメール宛に。
 E-MAIL : ohpyamahide@jmail.plala.or.jp ヤマヒデ宛
 基本、90分+質疑60分で、15000円。交通費と宿泊費(ただし東京近辺は宿泊費は不要)の実費。
 お待ちしてます。
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ゲットウの実。18年10月7日朝撮影。
ゲットウは沖縄を代表する花ですが、実も素晴らしい。私のお気に入りのひとつです。
これは今朝撮影。歩道沿いに実っていましたが、朝の日差しを浴びて益々赤く見えました。こういうのを朝っぱらから撮れると、ナイスデーが始まる気がします。

2018年10月17日 (水)

再び国が行政不服審査請求だと―辺野古撤回、政府が対抗策

 辺野古・大浦湾の埋め立て承認は、当時の仲井真県知事が2013年12月27日に東京の病院で病気療養中に行なったものだ。

 これを翁長雄志前知事が去る7月27日に撤回を表明し、遺志を引き継いだ謝花喜一郎副知事が8月31日に撤回した。これで国は埋めたて工事を出来なくなっていた。
 9月30日の知事選で沖縄の民意を突きつけられたこの国は暴走をやめない。今日17日、再び(15年の承認取り消し時)と同じ手法となる行政不服審査請求という禁じ手を使うらしい。この請求はあくまでも個人の救済のためにある法律。これを安倍政権はあたかも個人であるかのように国交相に不服審査を出す。安倍政権は裁判もネグり、暴走を強めるばかりだ。
 私たちは満腔の怒りをもって基地建設を止める。政府の勝手な法解釈を許さない!
 もっとも安倍晋三さんがやっていることは、何もかも私利私欲だからこんなものなのか。モリ・カケばかりか基地建設も私利私欲なのだろう。分かりやすい話だが、沖縄をなめるのもいいかげんにしろ!!(詳報はあらためて)

オスプレイ等の軍事演習が辺野古で再開された(181016)

2018年10月16日 曇り後晴れ間。

朝っぱらからシュワブの浜に水陸両用装甲車が並んでいる。
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とおもいきや、出て行った。何両居たかは未確認。この1枚に5両だから。倍ぐらいか。宜野座村潟原(かたばる)に向かったようだ。8:37
◎露出オーバーなのは、機材の故障のため。申し訳ない。
このタイミングで大分の女性が3名。日出生台の演習場のことをご存知だと言うので、話が早かった。また今の水陸両用装甲車の話から、佐世保に出来た陸自の水陸機動団の話にいき、そこからここの新基地建設に戻り、何故沖縄なのかの政治的、軍事的な意味を話せばぐるぐるっとひとつながりに。
 凄く熱心に聞いていただき、質疑が出、今日は朝から縁起がいいねと言いたかったが。
 朝方は浚渫作業の音も控えめでよかったと思いきや。これがきた!
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 海兵隊のヘリ、UH-1だ。9:35
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そして対で飛ぶAH-1だ。索敵訓練が久しぶりに始まったのだ。9:36
ウルセエ!
ブログを調べてみたら、9月4日以来のことだ。この40日ほど、多くの機体が沖縄から外に出ていたようだ。
それはともかく、カメラが不具合を起こしていた。愕然!
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海と空のコラボだ。10;56
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振り向けばこうだ。10:58
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台風で落ちた葉がやっとでてきた。塩害が酷かったからな。やれやれだ。12:54
15:20過ぎ、オスプレイの音が聞こえてきた。9月24日に見たが、沖を1機のみだ。こんな近くは9月4日以来。
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15:30
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15:30 ヘリパッドに降りたり飛んだり。
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15:34
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15:35 国立高専の奥だ。
渡具知名護市長も市議会で答弁していたが、ここのヘリパッドを返せよな!市長頑張れよ! 言葉だけじゃダメだから。

2018年10月16日 (火)

また赤土が流出(181015)

2018年10月15日 雨のち曇り

 朝、国道329号線の弾薬庫前あたりから、眼下の大浦湾が真っ赤になっているのを目撃。未明の豪雨によるものだろうが、現在進められている弾薬庫等の工事の影響があるかもしれないと疑う。
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テント前の辺野古川河口もご覧の通り。悲惨。9:00
この上流が実弾射撃演習場だからね。ここはしばしばこうなる。
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雨が上がったので漁港の護岸を沖へ。少し赤みが抜けてきたが、まだ広範に赤くなっている。11:22
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護岸先端部から沖をみる。このオイルフェンスは漁港の浚渫のために設置。11:24
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シュワブ内のコンクリートプラントの脇の整地作業。多分ここにも兵舎を建てるのだろう。
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その左(西側)のフェンス際に延びる丘。13日の測量はここの測量であり、同じように整地して、兵舎等を建てるのではないか。
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テント。下記の標語が沖縄の人々に息づいて、上記に結果したんだな。上のバナーは新潟のGさん作。いつもありがとう。
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テント前をひょいひょいひょいと、キアシシギが1羽。12:19
Nさんが大浦湾の瀬嵩の丘に出かけ、例の赤土の状況をみてきてもらった。余り明瞭に見えなかったと。何が原因か特定できないのは残念だ。12時30分頃報告あり。
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河口に佇むチュウサギ。15:37 水に遮られて近寄れない。
来訪者は県内外からそこそこ。私は3回しゃべった。県知事選の結果に確信をもってもらいたい。

米海兵隊岡山県日本原訓練場でヘリパッド施設訓練

 新聞が伝えるところによれば、18年10月15日、岩国基地所属の海兵隊が陸自日本原訓練場(岡山県奈義町、津山市)でヘリパッドの施設訓練を公開演習した。約30名。同訓練は約300名が参加しており、9日~20日の予定。射撃訓練等。

 ヘリパッドと言うことは、この訓練の中で、少なくとも今後、オスプレイや攻撃ヘリの訓練も行なわれていく可能性が高い。無論、米日共同演習が行われることも想定されていることだろう。本州では岩国基地を拠点にしながら、日本列島を貫き、琉球諸島、フィリピン等までの長い長い防衛線を守るとかになっていきかねない。要注意。

陸自水陸機動団、米比共同演習に参加(在日海兵隊HPから)

別件で、沖縄の海兵隊の動きを調べていたら、もっと大きなニュースがでていました。要約して報告します。

 陸上自衛隊にこの3月、水陸機動団が発足しています。部隊は佐世保の北にある相浦駐屯地です。2100名規模。この部隊は米国海兵隊と同じ水陸両用装甲車を装備し、敵前に強襲する部隊です。

 在日海兵隊が報じる(181012)ところによれば、演習名「カマンタグ」で米比共同演習に水陸機動団が初参加。同訓練は対テロ訓練との事ですが、「人道支援」で陸自は参加としています。米国海軍のドック型揚陸艦アシュランドから水陸両用装甲車(写真に写っているだけで4両)で、上陸し、人員や資源を搬送したとしています。また「模擬負傷者」を搬送と、5名の陸自隊員が担いでいる写真も出ています。

 日時も場所も明記されていません。18年10月12日付けの記事です。参加部隊の詳細も出ていません。

 しかし陸自が海外での多国間演習に参加したことは事実であり、対テロ訓練のひとこまであることも否定しがたいでしょう。フィリピンであれば、イスラム武装組織を想定しているのかもしれません。また、同盟軍である米軍が外国で他国軍に襲撃されたら、集団的自衛権を発動して自衛隊が参戦することもありえるわけです。また米軍に戦闘で負傷者が出て、「人道支援」の名目で自衛隊が救出作戦を行うこともありえるでしょう。そうした中で自衛隊が攻撃されたら、個別的自衛権を発動し、参戦することもありえます。

 水陸両用装甲車には40ミリの擲弾銃(地上で爆発し殺傷する)と機関銃が装備されており、そもそも人道支援の本筋を外れています。

 なお、在日海兵隊のこのHPで使われている日本語訳文はかなり稚拙なものです。英語を都合よく訳している可能性が高いと私は読みました。一度、英語の熟達者に読んでもらおうと思います。

 

2018年10月15日 (月)

日曜日なのに突貫工事の裏側で(181014)

2018年10月14日(日) 曇り

 
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昨日の午後沖合いにきていた台船はやはりここだった。9:40
漁港の浚渫作業です。
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全国のマスコミ労働者の皆さん20数名に説明する浦島悦子さん。9:57
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今日は日曜日なのに始めたよ。10:03
それもテント側だ。騒音はなかなかのものだ。
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砂のようだ。キャタピラの錆び方が半端じゃない。10:34
愛犬たちが吼えるので何だと見たら、
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マングースの子ども。至近距離3m。12:36
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犬に吼えられたマングースは慌ててる。ぼくどうしよう?
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外に飛び出すか?! 12:37
こういう撮影は楽しいが、なかなか難しい。動きを予想しながら先手を取るのだが。
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この作業は終日。台風で遅れているので突貫作業です。我々は騒音に曝されていました。しかしやっていただかないと、海人は困るんだろう。我々のためにもなるのだから。作業員の皆さんご苦労様です。
埋め立て工事は無論止まっています。
来訪者はほどほどで、私は3回話しました。

防衛局が、新たな測量を始めた(181013)

2018年10月13日 曇り。随分涼しくなってきた。

 9時過ぎに京都から団体が訪ねてきた。30分余り話した。県知事選に勝ち、埋め立て工事も止まっているので、自分の話にも弾みがつく。皆さんも頑張ってくださいと。沖縄が出した結果をどう活かせるかは、それぞれの対応にかかっていると。全国的な力を結集して安倍政権を追い詰めていこう。
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いただきました。感謝。
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ヤンバルクイナがオスプレイを齧っている。おもしろいね。
右側の書き文字がゆがんでいるのは、風のせい。お許しを。
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今日はカヌーチームが練習に来ている。10名ほど。10:38
私は松田浜に向かう。
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何かといえば、台風24号で漁港脇の陸の車道等に積み上げられていた砂。浚渫業者がこれを除去したもの。車が砂だらけだと浚渫作業のトラックの運行に差し支えるから、自ら除却したようだ。10:45
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フェンスの奥で3名で測量作業がやられている。何だろう。ですか。陸の上を測量しているようだ。何をするかだが、多分、浜の上部(林で覆われている)に広がる丘を整地して、兵舎等の建設予定地にするのではないか。今後要注意。
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午後潮がひいてきた。今日はミナミコメツキガニが出てきた。13:11
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作業台船が近づいてきた。14;03
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間違いなく漁港に入る台船だ。14:23
今夕、入港するのではないか。

豊見城市長選に玉城知事と連携する山川仁さん当選(181014)

 那覇市の南に隣接する豊見城(とみぐすく)市長選に玉城デニー知事が押す市議2期目だった山川仁さんが当選した。この選挙戦は、保守が分裂し、現職に新人が割れた。そこにオール沖縄の形を組み、玉城デニー知事と連携する山川さんが11274票。宜保安孝(新人)さんが7645票、3位に現職だった宜保晴毅さんが6459票となった。

 有権者総数は48141人、投票率53,28㌫だった。市長選であり、各論の政策の違いが同市の地域性を知らない私には分かりにくい。沖縄タイムスの報道によれば、オール沖縄の勢力が強力にバックアップし、玉城知事も3回応援に入った事が左右したようだ。山川候補の子育て支援を中心とした政策が、同市の若い年齢構成にマッチしたこともタイムリーだったとある。無論、保守の分裂が大きくマイナスに作用し、このため公明党も自主投票になったことも大きなマイナス要因になったことは疑い得ない。
 今後、山川さんが掲げた「新しい豊見城市を作る」のは、市民との共闘がうまくいくかであるが、何といっても財源を如何に充てるのか、プラスする分野があればマイナスにしなければならぬ分野が出てくることを考えると、簡単ではない。玉城県政との入念なすり合わせが問われる。また新財源の確保を主張したが、政策能力が問われるのはこれからだ。頑張っていただきたい。
 14日から始まった那覇市長選ともあいまり、新基地建設反対の声が広がり、根を張ることを期待したい。

2018年10月14日 (日)

名護・沖縄暮らし6年目になり反省の日々(181014)

沖縄・名護暮らし6年目に入りましたが、反省の日々(181014)

 昨夜は友人宅で会食があり、ブログを書けませんでした。昨日、私は沖縄・名護暮らし5周年を迎えました。13年10月13日~18年10月13日で5周年。速いですね。目まぐるしかったです。

以下雑感を書きます。

 この5年間は安倍政権との闘いに明け暮れました。新基地建設を許すのか、何処まで抵抗できるのか。琉球諸島の軍事拠点化に抗する闘いにも連動しながら撮影を続けてきました。もっとも今年は辺野古テント村の態勢が変わり、私はそのバックアップに追われ、外での撮影に殆ど行けなくなってしまいました。

 14年1月の名護市長選、9月の名護市議選、11月の沖縄県知事選、12月の衆議院選挙と、私たちは連戦連勝でした。「オール沖縄の勝利」と言われました。民意を示してきました。それでも安倍政権は「辺野古が唯一、沖縄が唯一」と強弁し、沖縄を踏みにじってきました。この過程で安倍君は「独裁者」になりさがったのです。国権の最高機関たる国会を無視。3権分立を踏みにじりました。奢った裸の王様は、改憲に妄執。血迷っています。日本ナショナリズムを被せた私利私欲のためにウソとすり替えと証拠隠滅を繰り返し、ここまできちゃった安倍君。

 彼らが「勝利の方程式」と定めた形で沖縄県知事選にも勝つつもりだった。沖縄はこれをひっくり返したのです。でも冷静に考えれば、こうなった原因を作ったのは安倍君たちでした。お金で揺さぶれば、抱きしめられる。様々な形で楔をうてば、潰せる。自公と維新と希望が居るぜ。彼らの奢りと沖縄への差別が、沖縄の負けるもんかに火をつけてくれたのです。沖縄の底力を蘇らせたのです。

 この5年間、在沖「日本人」として恥ずかしい思いをしてきた私は、県知事選の結果に、嬉しいというよりも、ほんとうにほっとしています。沖縄の事は沖縄が決めるというシンプルな合意を果たす一員になることができたのです。沖縄をここまで踏みにじりバカにしてきたのは、権力ばかりじゃありません。「日本人」そのものが、沖縄に無知・無関心できたからです。米日安保に蹂躙されている沖縄のことも分かろうともせず、「米軍が守ってくれる」と思い込んでいるからです。

 私自身反省仕切りです。70年から72年の沖縄を巡る闘い(当時の私は学生)の中で、沖縄を直視せずに居たのです。返還後も問題なのに、72年5月15日の闘いの終わりが沖縄への無関心になっていきました。この名護暮らしの5年間は、この反省を求められてきた日々でした。我々がゲート前に座り込んだって、海上行動に明け暮れたって、写真を撮りまくったって、それだけでは何でもないのです。過去の私は何をやってきたのか、否、何をやらずにきたのか。

 現実の日々の苦しさと、こう頭をよぎる苦しさが、オーバーラップしているのです。だからこそ、県外から来た皆さんに、必要以上に厳しい言葉を吐いてしまったり。イライラが募ります。

 この5年間で私がやれてきたのは、恥ずかしながら、このブログを書くことぐらいです(14年6月から)。辺野古テント村でも辺野古・沖縄の基地問題を中心に、約2000回前後話してきたでしょう。この5年間でどんどん状況が変わり、話すべき事柄は増えています。だが時間に限りがあり、1回につき30分。10言いたいことがあれば、5か6にして(半分)、そのうちの2,3に関心をいただければ多とします。問題は皆さんがどうしたら問題意識を持ち続けることができるかです。一時熱くなっても、ダメ。持続できなければ。話し方も難しく、巧いこと質問が出るようにしたいのですが、やりすぎても、いい加減すぎても質問は出ません。巧くかみ合って、1時間、2時間ゆんたくすることもありますが、まだまだ私の修行が足りません。

 本来の撮影等のフォトグラファーの仕事も予定通りできていません。情けないです。これができなければ、私が沖縄に来た意味は半分にすぎません。何とか打開したいものです。

他方、沖縄暮らしという以上、沖縄の生活について、知らなければなりませんが、これがまだまだ。マダモマダ。一例を挙げれば、基地案内ならば、すらすらとプランを出せますが、観光案内は唸りながら立てる有様。昨夜もこの正月につれが久しぶりに沖縄に来ると言うので、2泊3日のプランを立てたのですが、四苦八苦。お互いの関心がありそうなところにバスで移動し、無理なく回れるプランを作りましたが、これに2晩もかかってしまいました。こんなお楽しみの時間には基地を見ないで済ませたいので、そんな工夫も交えながら。最も沖縄島に居る限りこれは不可能な注文です。

 沖縄の自然・文化というならば、そこに横たわる沖縄の歴史を無視できません。歴史を無視したら現代を読み解くことは不可能です。

 沖縄に暮らす以上、「日本人」(やまとんちゅ)である私は、傍観者であってはならないと決めています。複雑に絡み合っている沖縄の諸相を凝視し、日本の進路を凝視しながら歩んでいきます。何処までいけるか分かりませんが、頑張ります。皆様の支えを感じることが出来れば、私も頑張れます。コメントやメールや来訪をお待ちしています。まだまだ死ぬわけにいきません。ご一緒に頑張りましょう(コメント等は、誰が主張しているかが判明し本旨が明快であれば出来る限りお答えいたします。

2018年10月13日 (土)

沖縄県知事選、大逆転は何故起きたのか?

沖縄県知事選、大逆転は何故起きたのか?―政府の「勝利の方程式」を覆した17日間-

                             山本英夫(フォトグラファー/名護市在住)

◎本稿は、『人民新聞』に依頼され寄稿(181005執筆)したものです。掲載号が刊行されましたので、ブログにもアップします。なお、見出し等、掲載文とやや異なるところがあるかもしれません。悪しからず。(ヤマヒデ)

【予想外の大勝】

 ご承知の通り、オール沖縄の玉城デニー候補が396632票、自公維新推薦の佐喜真淳候補が316358票となり、8万票の差をつけて大勝した。自治体ごとの勝敗も名護市を初め27市町村で玉城候補が勝ち、佐喜真候補は14自治体に留まった。基地問題で揺れる宜野湾市は、同市長選を含め自公維新側が勝つ結果になった。

【「勝利の方程式」を打破】

 14年の県知事選は自民党推薦の仲井真弘多候補に対して、オール沖縄の翁長雄志候補が10万票の大差をつけた。だがこの時の沖縄の公明党は、新基地建設反対であり、知事選も中立だった。他方、維新の下地幹郎候補が7万票を取っていた。今回に換算すれば、自公維新が控えめに見ても3万票余り多い勘定になる。今回の玉城陣営は組織選だけでは勝ち目なしだったのだ。

 自公維新(国側)は今回も総力でしらみつぶしの票取りをやった。公明党は創価学会の会長まできたそうだ。玉城氏への誹謗中傷が飛び交い、期日前投票では、写メールで誰に投票したと報告させたり、やりたいほうだい。佐喜真陣営の看板は「県民所得300万円」と「対立から協調へ」。経済で人心を吊り上げ、この国に抱きしめる。

【玉城陣営の強さ】

 玉城陣営は出だしの遅れを9月20日過ぎの3連休でダッシュをかけた。故翁長雄志知事の遺志が係り、沖縄の未来が懸かった選挙だとの認識が急速に広がった。選挙の運動量も街の反応もぐんとよくなっていった。

 候補者のパーソナリティも大きかった。明るく、分かりやすく、親しみやすい。話し言葉に長け、コミュニケーション能力の高さ。

 国の「勝利の方程式」が裏目に出たのだ。否、裏目に出るまでに追い込んだのだ。国側が隠そうとした新基地建設の是非を争点に押し上げた。また基地と経済振興が2項対立するものではないと沖縄の自律経済を強調した。

 玉城候補が強調した「多様性の重視」と、「誇りある豊かな沖縄をつくるのはあなたです」との呼びかけは、有権者一人ひとりの心を掴んだ。こうして沖縄アイデンティティが喚起され、国の強行策との矛盾が一人ひとりの目に見えてきたのでないか。正に沖縄の底力が開花したのだ。

【玉城デニー知事と共に】

 2018年10月4日、玉城デニー沖縄県知事が就任した。沖縄はこれからであり、闘いはこれからだ。読者の皆様が、沖縄への関心をいっそうむけていただき、沖縄の未来が皆様にも降りかかってくることを知っていただきたい。これは私からのお願いだ。 

 

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