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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年1月11日 (金)

何故どうしてが肝心(190109、ゆんたくしながら考えた)

 2019年1月9日、午前中、来訪者が多かった。60代のご夫婦。40代の男性(教員)。たまたま相前後したが、共通する問題意識があるようだ。

 前者の男性は去年までドイツに居住していたと。ひさしぶりに日本に帰ってきたら、困惑していると。ドイツの人々は、政治的な関心を抱くのが当たり前だったし、会社の中でも議論していたと。熱くなるほどの議論しても、終われば、冷静。いがみ合うようなことがなかったと。これが日本だと、ちょっと口に出しただけで、怪訝に思われてしまうと。そうなんだろうね。日本人は知的能力が余りにも劣化している。議論する方法を学んでいない。考える気持ちが萎えている。
 私は後者の方とやや時間をとって話したのだが、彼も考えること、議論することから問題意識は始まるねと同意。自分で考える能力が剥ぎ取られているのは、日本人の頭が「中世」の頭のままじゃないかと私は指摘した。封建社会の意識。長いものに巻かれろ。愛国・忠誠心。これを越える自治とか革命の経験がない。否、あったけど歴史の屑箱に投げ込まれてきたのだ。自分に対する自信がない(育めていない)から、指示や周囲に従ってしまう。自分の意見を持とうとしないのだ。この絶望的な精神構造をどうすれば、改革できるのか?近代151年、戦後74年がこのざまなのだ。
 戦後日本は、米国の言いなりになった。戦後の支配層はこれが安泰であり、利権の構造を育んできた。沖縄は、この泥沼の中に押し込められてきたのだ。新基地建設を認めることは、これでオーケイとの意思表示にもなってしまうのだ。
 だからこそ沖縄は、「沖縄の事は沖縄が決める」と言って来たし、やってきた。沖縄は米・日のくびきから自律しようとしてきた。まだまだ時間がかかるだろう。何故どうして?と、問い続けながら、私たちは前に進みたい。
 
 46都道府県の皆様も、もはや傍観者で居てはダメでしょう。再び戦争する国づくりでいいのか? 原発大事故を再び招いていいのか? 子どもがすくすく生きられなくていいのか? 老後の心配ばかりしなければならないでいいのか? セクハラが蔓延してていいのか? どれもこれも、否でしょ。日常的な「空気」を過剰に読み込むような社会がおかしいのだ。
 悪いのは誰? 否と言うべきことには、否と言おう。政治の問題だと考えてしまうと、窮屈かもしれない。もっと自分に正直に。話し合える人を大切な友にしよう。話し合える家族にしよう。一人ひとりの日常にこそ政治的なことが組みこまれているのだ。
 昔の人は、「3人寄れば文殊の智恵」と言ったのに、近頃こんな言葉を聴くこともなくなった。いやいや「3人寄れば文殊の智恵」を想起できれば、いろいろなことが浮かんでくるのじゃないのか。私はまだまだ絶望したくない。  
 

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