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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年4月 5日 (金)

聞いて極楽、見て地獄(190405)

 辺野古の話、高江の話、宮古の話、浮いた話はない。考えれば考えるほど、暗くなる。だが一番暗くなることは日本の話だ。昨日、来た人がこういっていた。「他人に沖縄や原発を呼びかけても、怪訝な顔をされてしまう」と。話の内容に入る前に遮られてしまうらしい。

 今たまたま私の長年の愛読書「実用 ことわざ 慣用句辞典」(三省堂編)を見ていたら、この句に出会った。「聞いて極楽、見て地獄」。いささか次元の違う話だが、うわべの楽しさばかり追っていたら、地獄を見るよと、私にはこう理解できる。

 これ、真に迫っているのだが。楽しいこと、どうでもよい他人事に笑い転げていたら、幸せなのか? 世相は変わってもこの道は揺るがないらしい。それこそ太古からの伝統か。

 少し発想を変えないと、私の頭も体も壊れてしまう。 先ほど、ジャーナリストの津田大介が、来る2019年8月1日から10月14日に開催する「あいちトリエンナーレ」の芸術監督になって活躍しているとの記事を読んだ。

https://wezz-y.com/archives/64856

参加74組のなかで男女混合のチームを除いた63組のうち、32組が女性の芸術家達。美術分野では女性が多いのに、教授や大家の多くが男性だと。それをここでは半々路線を貫いたと。やってどれほどのインパクトを起こせるかはわからないが、これはやってみる価値は確かにありそうだ。

 特に表現行為は誰か特別の人のものじゃないことを、多くの人たちが知ることに意義があるだろう。一人ひとりが表現力を獲得するとき、世の中を動かせるはずだから。

 先日沖縄にこられた方から、報告書が届いた。何処で何をして、何を感じたかを丁寧に書かれていた。地味な努力だが、こうしたことを続ける中から、自分は何ができるのかが見えてくるのじゃないか。「何をしたらいいんでしょう?」と私にも問われることがよくあるが、こちらがお答えしたことを宿題のようにやっても、ご本人の力にはなるまい。書き・表現することで、「これか」となるはずだ。極楽と地獄のつながりも見えるはず。地獄はそもそもアウトだが、極楽は、極楽気分の下に地獄がまっていることに気付けないのだ。これこそ太古から変わることのない人間の真実だろう。無用な欲望を捨てなければならないのだ。自分も。

 

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