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  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
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  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年4月 6日 (土)

宮古島警備隊3月26日新設と弾薬庫の問題(190406)

 2019年3月26日、宮古島警備隊が新設され、奄美大島にも警備隊、対艦ミサイル、対空ミサイル部隊が新設されたのだ。このほかにも、「島嶼防衛」(対中対峙戦線)がらみの部隊が全国で幾つか立ち上がっている。その全体像については別途書かなければならないが、ここでは省く。

 この宮古島で発足した部隊は、西部方面隊(司令部:熊本 健軍駐屯地)の第15旅団(司令部:那覇駐屯地)傘下となるが、本丸である対艦ミサイル、対空ミサイル部隊設置前に、政治的に配置したもの。宮古島市と宮古島市民を自衛隊(明確な軍隊に変質している)に馴らす為の「試用期間」との位置づけだろう。

 報道では警備部隊380名とされているが、このなかに、本部付き、通信群、兵站、警務隊(MP)もおり、警備隊員は何名なのだろう。私はまだ把握できていない。そもそもこの警備隊は何を任務としているのか。何から何を警備するのか? 演習場をどうするつもりなのか?

 長崎県の対島警備隊は、朝鮮戦争が勃発した際に難民が流れ着くことを想定した対処であり、その中に武装難民がいるだろうとの予測から配置されたのであり、対馬には小規模の演習場もある。対馬は山の、森の島なので、こんなところでドンパチやる事態になったら大変なことだ。

 宮古島の位置づけは全く異なる。中国との最前線に琉球諸島を据えているのだが、一体誰が攻めてくるというのだろうか。中国が攻めてくるなどの言説が流布されているが、中国が現在出来上がっている中日の経済関係をぶっ壊してまで戦争をしかけるメリットがどこにあるというのだろうか。軍事緊張を煽るために陸上(島)に配置したのだろう。この挑発を日本が進めるのか。米国は経済的な覇権を狙っており、米中の対立が露骨になっていくだろう。こうした動きは経済的な対立のバックに武力を構えるいつもの米国のパターンだ。その一翼に与那国島、宮古島、奄美大島に自衛隊を配備し、これから石垣島、沖縄島に配備しようとしているのだ。日本政府、自衛隊の構えは、琉球諸島に限定されていない。いざとなれば、日本全国から既に指定している部隊を緊急動員し、陸海空の共同作戦で行なうのだ。しかし当面のところ、自衛隊の輸送力は限られており、民間の輸送船も使わざるをえない。

 こうした現状を踏まえると、初動を担任する警備隊は、頗る危険性が高いことになる。高いのだからやめておけばいいのだが、指示は防衛省・陸上総体司令部からくるのだろう。不安にかられる彼らは、だからこそ、中距離多目的誘導弾や迫撃砲を持つのだ。前者は上陸侵攻を阻止する武器であり、後者は地上戦を前提にした武器だ。こうなれば、住民は逃げ惑うしかなくなるが、有事の際の「国民保護」は防衛省の所管でなく、宮古島市や警察任せになるだろう。否、自衛隊は自らの安全を最優先するかも知れず、住民を楯に使う可能性が高いのだ。

 だからこそ防衛省は、住民にこんな弾薬や武器を配備するなどと説明しなかったのだ。私たちは、だまし討ちを許さず、宮古島警備隊の新設の撤回を求めよう。同時に、住民を平時にも有事にも危険に陥れる弾薬類の即時全面撤去を求めよう。 

以下の報告も参照して下さい。

http://app.f.cocolog-nifty.com/cms/blogs/2560241/entries/126001935

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