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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年4月16日 (火)

米兵(キャンプ・シュワブ所属)による女性殺害事件の続報から(20190416)

 2019年4月13日に起きた米国海軍兵による女性殺害事件は、今日(20190416)の報道で、だいぶ事情が分かってきた。加害者は米海兵隊第3海兵師団第3偵察大隊のガブリエル・アルフェード・オリベーロ3等兵曹(32)。被害者は北谷町在住のH・Sさん(44)[私の判断でイニシャルに]。第3偵察大隊といえば、キャンプ・シュワブの所属だ。辺野古から北谷まで出歩いていたのだ。

 昨年10月に県警は、女性から家の物を壊されたと通報を受けたが、示談が成立したと事件化しなかったようだ。今年の1月に憲兵隊から県警に連絡があり「わいせつ行為を受けた」との説明を女性から受けたが、身体的暴力を受けた形跡がないことや話の内容から「緊急性は高くない」と判断したらしい。しかし海軍兵による器物損壊や監禁暴行が度重なっていたようであり、こうした事態を重く見なかった憲兵隊、県警の双方の認識が甘く、且つ連携が乱れていたのではないか。当日も加害者は夜間外出の許可を取らずに前夜から被害女性の自宅に上がりこんでいたようだ。こうしたときに、県警が主体となり、憲兵隊にも協力を得られるようなマニュアル、情報の共有が欠かせない。だが、現在の地位協定の中でこうした取り組みにまったく手がついていないだろう。同時に、こうした相談を受けられるDV対策の窓口が警察や憲兵隊とは別に被害者側から相談しやすい場がなければ、被害者の日々の平穏が保てない。いざというときにどうしたらいいのかなどの対処方針を授け、緊急避難の連絡のルートなどが確立していなければ、類似の事案は何度でも起きてしまうだろう。在沖米軍のトップ、4軍調整官のエリック・スミス中将が「私の責任」と言って見ても、失われた命は戻ってこない。特に残された(母子家庭だった)お子さんのことを考えれば、誰がどう責任を取るのだ?

 私たちが重視しなければならないことは、DVはレイプ事件などと異なり、たまたま誰それと遭遇したからといった偶然に起きるものではない。特定の人間関係の中で日常のプライベートの空間で起きるものだ。だからこそ、日常的な支援が届かなければならないのだ。まして今回のように相手が米兵であり、殺戮能力を鍛えている上に、特権的な地位をもっている者に対して、対応が甘すぎたのではないか。起きてから騒いでも悲しすぎる。

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