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    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年4月10日 (水)

岩手県議会の意見書に思う

 今日、岩手県平和委員会の皆さんが、辺野古テント村を訪ねてこられた。岩手県といえば、県知事さんが沖縄の県民投票について、「尊重すべき」と明確に答えていただいている(190318沖縄タイムス)。こう答えたのは、静岡県知事と、お二人だけなのだ。

 今日お出での皆さんは、さらに岩手県議会の意見書をもってきていただいた。「沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋立て工事を中止し、沖縄県と誠意をもって協議を行うことを求める意見書」だ。ごくごく当然の意見書に過ぎないのだが、これ、沖縄を除く46都道府県のお初の出来事なのだ。私とすれば嬉しいというよりも、どうしてと思う。

 以下本文を紹介する。「地方自治と民主主義を尊重し、沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋立て工事を中止し、沖縄県と誠意をもって協議を行うことを強く要望する」。単純明快なのだ。以下「理由」が続く。

 「(前略)今回の沖縄県民投票において、埋立て反対の民意が明確に示された以上、憲法が保障する地方自治と民主主義、国民主権、基本的人権を踏まえた真摯な対応が求められる。

 よって、国においては、地方自治と民主主義を尊重し、沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋立て工事を中止し、沖縄県と誠意をもって協議を行うことを強く要望する。(後略)」2019年3月25日。

 余りにも単純明快な政治が、これほどまでに蹂躙されている沖縄。この沖縄をサポートする知事と県議会をもっている岩手県民の良識に私は涙する。また「岩手日報」も論説に「辺野古の軟弱地盤」と題して、政府に対して英断を求めている(190331)。

 私は、今の安倍政権と安倍政権を支えている国民意識を指して、「独裁国家」だと断じているが、岩手県議会のような声が髣髴とあがってきてこそ、地方自治と民主主義を取り戻す狼煙になると、考えている。黙ってこの事態を見過ごすことは、このまま安倍政治に流され、追認して行く道だ。因みに去る2月24日の県民投票は、沖縄のことは、沖縄が決めるのだとの宣言でもあるのだ。

 しかし今の事態を打開することはなかなか困難だ。従来のように、大多数が流れに身を任せていたら、取り返しのつかない事態になっていく。これは沖縄問題ではないのだ。人々が”生きていく”政治を目指し、このためには、長いものに巻かれない生き方を選択しなければならないのだ。私は、全国各地の方々の英知と決断を求めたい。

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