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    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
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2019年5月11日 (土)

石垣島の陸自予定地にカンムリワシが営巣(190511)

 昨日帰ってきたら、沖縄タイムスに「陸自予定地カンムリワシ営巣」「国、重機使用を自粛」とでていました。沖縄防衛局は4月24日~26日の調査で営巣を確認したようです。5月8日から繁殖活動に影響を与える重機の工事を控えているとあります。しかし沖縄防衛局は、2月頃このあたりでカンムリワシを見かけていないから、工事を始めても問題ないと言っていました。

 カンムリワシは、沖縄が日本に復帰した72年5月15日、日本国の天然記念物に指定されました。77年3月に特別天然記念物に指定されています(「日本の天然記念物」講談社刊)。他方で、最も絶滅の危惧が高い「絶滅危惧ⅠA類」に指定されています。カンムリワシは石垣島・西表島で周年過ごしていますが、周辺の島々にも飛んでいくことがあるようです。平地の森林とその周辺の湿地や水田、マングローブ林などに生息(「絶滅危惧の野鳥事典」川上洋一著 東京堂出版)。私は以前に宮良川下流域(予定地南側)、於茂登、嵩田、アンパル(マングローブ林のある湿地)(予定地の西側)などで観察・撮影しています。予定地付近は山腹の森があり、小さな池があり、周囲にサトウキビやパインの畑、牧草地、水田があちこちに広がり、南に宮良湾、西に名蔵湾があり、カンムリワシが生息するど真ん中みたいなところです。因みにカンムリワシは年に一度、一個しか卵を産まないそうです。この国は、ご丁寧にそのド真ん中を切り裂きながら、アセスすらやらずに工事を強行しているのです。

 日本野鳥の会石垣島支部の小林孝事務局長は「この場所で、作業をすることじたいがナーバスになり、刺激的な行為。それさえもやめてほしい。やるべきでない」と指摘しています(沖縄タイムス 190510)。 誠にもっともな指摘です。地元の人々は、カンムリワシが住むシマを自慢・誇りにしてきました。

 私が先日行った時も、車で通りかかった石垣市民が、カンムリワシが何処そこにいたよと教えてくれたほど、地元の人たちの認知度も高いのです。

 国はここへの駐屯地建設を即刻中止すべきです。対艦ミサイル部隊や対空ミサイル部隊で、緊張を高めることで、シマンチュウの安全を守れるとは思えません。むしろ逆です。自然を大切にする優しい生き方で、今こそ、民族を越え、相互に尊重し合える民際外交を進めるときです。

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