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  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
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  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年8月 1日 (木)

若者たちはどこに行くのか?ー歌に寄せて(190801)

 「歴史をまるで知らない若者たち」を書いた。気が収まりきれず、「戦争を知らない子供たち」を思い出していた。1970年の曲。ベトナム反戦の時代の中で、アジア太平洋戦争を知らないと。時代は移りゆくのだから、様々に情景も入れかわっていく。なんてことでパソコンで遊んでしまった。

 1967年 「思い出の渚」歌:ワイルドワンズ、「バラ色の雲」歌:ヴィレッジ・シンガーズ

 1968年 「亜麻色の髪の乙女」歌:ヴィレッジ・シンガーズ、「小さなスナック」歌:パープルシャドゥズ

 1969年 「遠い世界に」歌:五つの赤い風船、

 1970年 「戦争を知らない子供たち」歌:ジローズ

 1971年 「出発の歌」歌:上条恒彦と六文銭、「翼をください」歌:赤い鳥、「また会う日まで」歌:尾崎紀世彦

 この1971年に南沙織の「17歳」もでている。すべて懐かしい。1971年は沖縄返還をめぐる闘いがあった時代だ。南沙織は返還を見越して沖縄からデビューし、大いに売れたのだ。当時はまだまだレコード。南沙織のはレコードもCDも持っていた(後者は現存)。

 因みに私は67年が高校1年、70年が大学1年。

 今こうした曲を聴くと、70年安保に負けて、闘いは大きく後退したのだが、71年の曲は案外希望を捨てていない。時代状況とヒット曲、自分の頭にも曲の流れが残存しているものをここにあげてみた。個人的に大好きだった曲・歌手は秘密。

 約10年飛ぶが、1980年「雨の慕情」歌:八代亜紀 は「雨雨降れ降れ、もっと降れ」のフレイズが忘れられない。確か北アルプスの後立山縦走を目指し、毎日雨に打たれ、雷雨に襲われ、コースを変更して下りた(単独行)。体で記憶していることは忘れないな。2800m余りの稜線の上では「慕情」もへったくれもなかったが。やけくそ的なのりだった。

 昔の若者たちはどこへ行くって、いつの間にか安住してしまい、「青年は荒野をめざす」(五木寛之の小説)を外れ、忘れ、荒れ野を作り出してしまったのではないのか。2000年代に入ってから、2001年9月11日、2011年3月11日、安保法や明文改憲などに恐れを抱いて、活動を再開した人もいるが、空白の30年から40年を議論した記憶がない。機会があったら、議論してみたいものだ。

 今の若者たちに待っているのは、「お国のために働け」であろう。これを正面突破するためには、相当なエネルギーと、豊かな発想がなければかなうまい。この50年を総括するような歳になってしまったが、改めて歴史を学び考えることなしに私たちの未来を切り開くことはできまい。若者を嘆いている場合じゃないのだ。

 

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