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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年9月27日 (金)

宜野湾市長・市議会の辺野古移設促進と名護市議会の新基地建設即中止の対立が露見(20190927)

 普天間基地の地元宜野湾市松川政則市長(18年9月当選)は辺野古移設容認派であり、同市議会も容認派が多数である。その宜野湾市長と市議会がこの本音を露見させてきた。2019年9月26日の宜野湾市議会でのことだ。市議会での答弁でこう答えたのだ。「容認せざるを得ないとの思いが強くなった」と。この理由に現状分析と知事発言を取り上げている。前者は新基地建設の進展の現状からの判断であり、後者は知事は移設の代替案を提案しないと明言したとしている。ご丁寧にも「市民のことを一番に考えると容認せざるを得ない。痛切に感じる」と言ったそうだ。

 この見解に多くの批判を上げることができるが、一番の問題は安倍政権への忖度がにじんでいることだ。沖縄の民意よりも安倍の基地建設強行を優先しており、例えば地元の緑が丘保育園や普天間第2小学校への落下物の件などに対して如何に取り組んできたのか、来なかったのか。また外来機の増加について、如何に考えているのか見えてこない。辺野古に移せば演習場もあちらだし、めでたしめでたしだとしたら、ずれすぎていないか。そもそも普天間基地と辺野古の滑走路(計画)は全く違う。前者が2800m、後者は1800mであり、後者は大型機や中型機の一部は使用不可であり、飛行場としての代替機能がないのだ。こんな単純なこともわかっていないの?!

 他方で名護市議会は9月26日、「辺野古新基地建設を即時中止し普天間飛行場の代替施設の必要性を国民的な議論で解決するように求める意見書を賛成13,反対11,退席1で可決している。この意見書の肝は即時中止と、何よりも代替施設が必要というならばそれを国民的な議論を通して決めるべしと言うことだ。沖縄に押しつけられている現状を日本全体に投げ返し、考えることを呼びかけたのだ。この発想は「新しい提案実行委員会」(安里長従代表)が提起しているものだ。

 安倍政権は、しきりに沖縄内の世論を分断し、政権の意向を押しつけようとしてきた。飛行場は基地の周辺の問題かもしれないが、当の航空機の実働は沖縄島どころか琉球諸島にアジアに飛んでいる。事故を起こすのは基地周辺ばかりでない。2016年12月13日夜、オスプレイは大浦湾のすぐそばに落ちた。東村の民地でも緊急着陸・炎上している。

 私たちに求められているのは、分断を乗り越え、沖縄としてまとまりつつ、日本政府、各地の皆様に問題を投げかけ、日本のアジアの平和を考えることではないのか。

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