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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年9月28日 (土)

佐喜眞美術館で『沖縄戦の図』一挙公開(~2019年12月16日)

 宜野湾市上原にある佐喜眞美術館は今年開館25周年を迎えた。此を記念して『沖縄戦の図』全14部を一挙公開中。初めてのことです。「沖縄戦の図」を描いた画家は「原爆の図」を描いた丸木位里、丸木俊さんのお二人です。1980年代に入ってからでした。この絵に佐喜眞道夫さんがであい、あの普天間基地の一部返還を実現し、佐喜眞美術館を建設したのが1994年のことでした。

 こうして沖縄の地で、『沖縄戦の図』を見ることができるようになったのです。私はこれまで何回見に行ったのかわかりません。100回以上だと思います。だから当然14部を全部見ているはずです。

 これをみたら、沖縄戦を2度と繰り返してはならない、いいや戦争で何を守るつもりかとあきれ果てると思います。お二人の絵には凄惨な現場が描かれています。しかし一人一人の個が描かれており、生きようとした痛切なものが込められています。これらの絵にこそ「命どぅ宝」の思いが凝縮されているのです。

 お二人にとってはヒロシマ・ナガサキを描いたことと、「沖縄戦の図」とはつながっているはずです。人が生きることを絶ちきられていくことの深い悲しみであり、怒りであり、やはり「命どぅ宝」の命の営みを描ききることの一歩一歩だったのです。

 沖縄の島々が再び戦禍に巻き込まれていく動きの中で、私たちは過去から何を学んできたのか、学ぶのかをしっかりと確認するためにもこの機会にお出かけいただきたいと思います。

http://sakima.jp/

 

また、佐喜眞道夫さんの「アートで平和をつくる」(岩波ブックレット 14年7月刊)も参考になります。

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