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  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

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2019年9月 6日 (金)

岩屋毅防衛大臣、沖縄に来県ー闘いは最大のクライマックスを迎えるだろう(20190906)

 岩屋毅防衛大臣が今更のように沖縄にやってきた。安倍総理は9月11日にも内閣改造をやるそうだから、飛び込みの動きだ。特に、就任以来(2018年10月)初のキャンプシュワブへの訪問となった。また、時を同じくして外務省の辻清人政務官もやってきた。同省は具体的な面談相手について、「台風などの影響で誰とは言えない」としている(190905現在)。

 2019年9月6日の沖縄タイムスの報道に因れば、こういうことだったらしい。5日、岩屋防衛大臣はキャンプシュワブを視察し、「自然環境、安全に配慮し工事が丁寧に進められていることを確認した」としている。沖縄防衛局からいかなる説明を受けたのかわからないが、「自然環境」への配慮とは、何を指しているのだろうか。護岸工事をやっているが、何も影響は出ていませんと言うことだろう。

 玉城デニー知事と会談した岩屋大臣は、のっけから「疑念に応えるために専門家が透明性をもって、地盤改良を検討し、事業を進めさせてほしい」と述べた。

 知事は、「防衛省の資料で地盤改良は狭い湾内に90隻を超える作業船が東京ドーム5,2個分の砂杭を7万7千本を打ち込む。貴重な環境に多大な影響を与える懸念が拭いえない」と指摘した。「埋め立てを前提とした検討会を設置する前に、工事を中止し工期や工費を明らかにして、県と対話による解決を図るべきだ」とも述べた。米国海兵隊が8月27日に起こしたCH-53の窓枠落下についても抗議した。

 このすれ違いは今に始まったことではないが、安倍政権はこの機に及んでも猪突猛進あるのみのようだ。ごり押しに次ぐごり押しを進めてくるのだろう。公有水面埋立法による変更申請を出し、既成事実化を進めるつもりだろう。知事は当然、変更申請に対して、否とするだろうが、国はさも当然であるかのように司法に訴え、国の主張を通すつもりだろう。

 このためにこそ防衛省は、「普天間飛行場代替施設建設事業に関わる技術検討会」を新設し、本日6日に第1回の会合を開催したようだ。有識者会合などは常に事業を正当化するものだが、今次検討会は、来る裁判にも資することを狙っているだろう。

 いよいよ大浦湾の埋め立てを巡る、新基地建設を潰すことができるか否かの最大のクライマックスに入ってきたのだろう。私たちも沖縄県と共に何ができるかの詰めを十全に行い、断固たる取り組みに全力を尽くしていこう。この闘いは必ず勝たなければならないのだ。

 他方、岩屋防衛大臣は、久辺3区(辺野古、豊原区、久志区)の区長や渡具知武豊名護市長と面談し、懐柔を図ることに腐心している。私たちは、こうした分断工作にも一層留意しながら取り組まなければならないだろう。

 

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