無料ブログはココログ

ウェブページ

考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

カテゴリー「八重山(与那国島・石垣島)」の記事

2019年6月 7日 (金)

雨の与那国島④ークロハラアジサシの歓迎の中、帰路につく(190510)

2019年5月10日 雨

朝から雨。もう帰るだけにしよう。とぼとぼと飛行場に向かって歩き出す。

ただただ歩くつもりだったが、アジサシ類の歓迎を受けてしまった。

Imgp6828-800x532

あたりを群れ飛び、電線に止まる。クロハラアジサシ。手前の左がハジロクロハラアジサシ。9:20

Imgp6901-800x532

クロハラアジサシ。与那国島ではよく見る鳥だ。

Imgp6909-800x532_1

同じく。

Imgp6935-800x532

同じく。全部で30羽ほどいた。小雨の中なので写りはよくないが。我慢。

 

与那国島の自然はまだ豊かだ。しかしここが戦場になってしまったら、オシマイだ。戦場になることが想定されている現実を変えていかなければなるまい。軍備で安全を守るというのは国家の驕りだ。人々の安全は軍事力では守れない。もしも「島嶼防衛」の中、軍事緊張が高まれば、飛行機も船も動かなくなる。空港も港湾も軍事優先になってしまう。住民は観光客は何処に避難すればいいのか、逃れられない。孤島からの島外避難は99%不可能だ。

 こんな国に誰がしたのか? 私たちが与那国は、石垣は、宮古は、「端っこ」だからと無視してきたからじゃないのか。美ら島を戦場に差し出さないことは、島人の問題であり、私たち自身の問題であり、第一級の課題だ。 

 

雨の与那国島③ すっきりしないな(190509)

2019年5月9日 曇り

今日は昨日(190508)のおさらいから。

Imgp6765-800x532

那覇からの直行便が着陸した瞬間(08:31)

Imgp6772-800x532

与那国飛行場の駐機場に入ってきた。8:32

因みに同滑走路の長さは1500m余り。C-130ぐらいの輸送機までしか使えない。将来的に延長するなんて話にならないか、心配だ。

Imgp6777-532x800

琉球諸島であればどこにでもあるが、やっぱりアカバナーは格別なものだ。

与那国(どなん)岳から久部良に向かう。

Imgp6794-800x532

真上にワシタカ。運悪く大きな望遠を出していなかった。カンムリワシかと思ったが、クマタカじゃないか。10:14

Imgp6799-800x532

久部良の陸自駐屯地の通信塔。11:37

Imgp8252-800x532

移動式3次元レーダー装置J/TPS-102

Imgp6805-800x532

久部良小中学校の背後から(標高20mほど)。ずらっとみえる。右上が制御施設。標高60mほど。Imgp8258-800x532

ここまでくるとトラックに乗っているのが見えた。まちがいなくJ/TPS-102(空自の装備)

ということは航空自衛隊の移動警戒隊がきているのか? 12:09

Imgp8264-800x532

こんなところだからと、レーダー(軍備)を置いたのだ。夕陽を見ながら軍事力で何を守れるのか考えたいものだ。

Imgp8292-800x532

この丘によくみえないが、いろいろとありそうだ。

Imgp8293-800x532

先ほど上げた通信塔の右側にトラック群がずらっと。関連の装備だろう。14:29

天気も悪く、さだかでないが、今回は引き揚げよう。

Imgp6815-800x532

牧草の上に乗る牛様。よく落ちないものだ。安倍様だって落ちないのだから、牛様はおちないか。

15:45

Imgp8321-800x532

肉牛は悲しからずや。私は肉牛を見るたびに悲しからずやと思ってきたが、自衛隊が駐屯した与那国島は悲しい。与那国島を戦場にするような沖縄のあり方を、私たちは何としても変えなければならない。日本は変わるのだろうか?

 

 

 

2019年5月29日 (水)

雨の与那国島ー②これは何だろう?(190508)

2019年5月8日(水) 雨 与那国島

Imgp6499-800x532

久部良港。フェリーよなぐに停泊中。8:32

Imgp6504-800x532

西崎(いりざき)の高台から北側の岩場を眺める。怒涛が激しく岩を穿つ。8:52

Imgp6512-800x532

定期貨物船が積荷を下ろしている。コンテナや燃料タンク。9:02

中には自衛隊用の物資もあるだろう。

小雨だが展望台から崖の上に降りてみる。

Imgp8156-800x532

いつ見ても素晴らしい海だ。9:15

Imgp6523-800x532

目の焦点を近くに合わせたら。キキョウランだ。白波をバックにさえる。9:19

Imgp6528-800x532

波はうつろい、虫が来た。9:20

Imgp6536-800x532

やや被写体がうるさいが、美は乱丁にあり。9:21

ぐんとフォトグラファー精神が高まったところで。

Imgp6551-800x532

西崎展望台に戻る。陸自のアンテナ群が見える。9:34

しかし対空レーダーの下に黒いもの(トラック)がある。移動式3次元レーダー装置か?雨模様ではっきりしない。

Imgp8168-800x532

フェリーが出港。9:56

Imgp6570-800x532_1

これが貨物船陽光丸。10:32

Imgp6573-800x532_1 

島の南側を東に向かう。アダン。11:00

ここに駐屯地ができる前は、いくらでもあったが、殆ど伐採された。

Imgp8174-800x532

今話題の弾薬庫。11:03 撮影禁止・ドローン禁止・立ち入り禁止の看板が掲げられている。

Imgp6575-800x532

硬軟取り混ぜて撮影。馬糞に生えるキノコの仲間。11:16

Imgp6576-800x532

ランナー? 11:23 自衛官だが、単独で公道を走る。まじめな顔をし、まっすぐ前を向いている。何のために?

Imgp8183-800x532

旧南牧場の東側。誰もいない。馬も牛も。11:28

Imgp6585-800x532

道端に。トマトみたいな? 11:41

Imgp6600-800x532

子馬が道に立ち往生。12:35

Imgp6612-800x532

親子。12:54

Imgp8197-800x532

このあたりは馬が道の左右にいる。馬のあとを歩くアマサギ。12:56

Imgp8202-800x532

シジミチョウの仲間。13:02

Imgp8213-800x532

馬を追い越す与那国のバス。13:18

こんなステキな車両にいつ変わったのだ。

Imgp6630-800x532

花には沢山のチョウチョが。13:27 奥は新川鼻。

Imgp6647-800x532

やたらと子馬が道を塞ぐ。13:42

Imgp6660-800x532 

子馬は母親に近づく。13:46

Imgp6686-800x532

背後に回る。おっぱいを飲ませてよ。14:05

Imgp6692-800x532

1周した。14:05

Imgp6701-800x532

やっと飲めた(みたい)。14:06

母はムシャムシャ草を食む。これが馬の母子関係。

Imgp6709-800x532

じっくりと見ていると楽しい。可愛い。14:07

しかし私がじっくりと撮っていると、邪魔が入る。撮影中に近づかないでください。お願いです。

Imgp8232-800x532

比川を越えて。クマタケラン。15:50

Imgp6722-800x532

ノボタン。15:53

Imgp6724-800x532

やっとでた。インビ岳中腹のアンテナ群。制御室。真正面に久部良の駐屯地が見える。15:50

Imgp6729-800x532

16:22 休憩所から駐屯地とレーダー・アンテナ。

Imgp8241-800x532

無事に祖内についた。18:05 お疲れ様。

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月28日 (火)

与那国島に自衛隊基地が造られて(「人民新聞」190525号)

〇以下の文は、「人民新聞」(190525)に依頼されて書いたもの。字数の都合などで突っ込み不足だが、私の問題意識は分かりやすく描けているはずだ。

 なお、「週刊金曜日」の最新号は「南西諸島問題」を特集している。併せて読まれたい。(ヤマヒデ)

         

                             山本英夫(フォトグラファー/名護市在住)

1:与那国島に何故注目したか

 私が与那国島に初めて訪ねたのは2011年6月のことだ。日本政府が琉球諸島の島々に自衛隊基地を造ろうとしていることを知ったからだ。これは沖縄島の辺野古・大浦湾への新基地建設と重なると私は直感していた。

 当時、日米政府の新基地建設への掛け声は消えていなかったが、2006年の「グアム再編」(沖縄の海兵隊の約3分の2をグアムへ再配置)を合意していた。今更何故新基地を造るのか、意味不明だった。そんな2010年末、民主党政権は新たな防衛計画大綱を策定した。従来の「基盤的防衛力構想」を廃止し、「動的防衛力」を打ち出した。そこに「島嶼防衛」が出てきた。これまでの防衛計画大綱は、米ソの「東西対立」のバランスを補完する「基盤的防衛力構想」を維持してきたが、91年のソ連崩壊後、世界は米国の1強態勢となった。日本国は、より具体的な軍事力を構築することを露にしてきた。

 安倍政権は、2013年末、新たな防衛計画大綱を策定した。「(陸海空3軍の)統合防衛力構想」であり、「島嶼防衛」、「島嶼部に対する攻撃への対応」を明示し、中期防(5年計画)に「与那国沿岸監視隊」の新設が打ち出された。

 こうして私の与那国通いが重ねられていく。与那国島の人々は果敢に町長選や住民投票を闘ったものの、容認派・推進派が多数を制していく。遂に2016年3月28日、「与那国沿岸監視隊」が新編されてしまった。

 2:与那国島の軍事的な価値?

  与那国島は日本領土の最西端に位置している。台湾まで約110km、中国の福州まで約400kmだ。「島嶼防衛」「琉球諸島防衛」の西方、北西への切っ先となり、小さいながらも飛行場(1500m)も港もある。島は東西に約11km、南北に6km(以下)であり、自衛隊員が入ってきた現在、人口は1700名余りだ。この島は海に囲まれ、低い山・森が覆い、農耕地が広がっている。小さな島だが自然は今でも豊かだ。軍事を価値付ける人々には、レーダーを設置する高台や台地状に広がる裾野があり、いざとなれば、壕に篭って戦争できると見ているのだろう。住民も少なく、篭絡しやすいと見たかもしれない。

Imgp8171-2-1280x851

西崎(いりざき)から久部良港を眺める。丁度、石垣島に向かうフェリーがでるところ。久部良集落の右上の丘にアンテナと制御室がる。(190508)

 

 ここに自衛隊の沿岸監視隊がきた。これは国後島を挟む標津(しべつ)と、サハリンを挟む稚内にあるだけだ。この二つはソ連・ロシアの動向監視部隊だ。与那国島に新設したのは、中国、台湾を睨むことになる。与那国島の沿岸監視隊は約160名と公表されているが、約50名の警備隊(歩兵)が含まれる。情報保全隊も若干名いるとの見方もある。駐屯地は島の西にある久部良(くぶら)集落を見下ろす高台とその南に広がる旧南牧場に造られた。またアンテナ群は久部良の高台と、そこから東に約4kmのインビ岳中腹に建てられた。

3:そして今

 先日私は久しぶりに与那国島に出かけた。基地建設の建設ラッシュも終わり、静けさが戻っていた。だが如何なる電波情報を集めているのか、見えないだけに不気味だ。ここから防衛省に米国ペンタゴンに瞬時に繋がっている。安倍政権は、琉球諸島の石垣島、宮古島、沖縄島、馬毛島を軍事拠点化し、島々を繋ぎ合わせていく。何しろ、安倍政権は、軍事緊張を煽れば煽るほど、軍事力増強の動きを加速できるようだ。だからこそ私たちは、島民と共に美ら島を戦場に差し出さない働きかけを絶やさず強化しなければならない。私たちの想像力が厳しく問われている。

 

「弾薬保管 与那国も説明せず 陸自貯蔵庫 防衛省隠蔽否定」(190527 東京新聞)

 19年5月27日の東京新聞にこの記事が出た。宮古島の弾薬庫もごまかしていたが、与那国もごまかしていたことが今さらだが報じられた。政府は常に不都合なことを隠して進める。住民にとっては最重要なことをだ。与那国沿岸監視隊はレーダーによる軍事情報の把握をやっている。だからこの拠点を守るのだと防衛省はいう。

 常に盾と槍は一体だ。特に、当地は中国封じ込めの最前線。この弾薬庫はこの自衛隊の駐屯地を守るに留まらない役割をもつ。住民の安全に尽くすのが、政府じゃなかったのか。確かに、そうじゃないよね。そんな時代はとっくに終っている。

記事は以下。

ダウンロード - e6b296e7b88420190527e69db1e4baace4b88ee982a3e59bbde5b3b6e5bcbee896ace4bf9de7aea1.pdf

〇追記:本件の記事が今日(190528)の沖縄タイムス、琉球新報に載りました。しかし東京新聞に記事にされてから載せるとはお粗末。確かにこの2紙は沖縄島の新聞であり、他の島への感度は鈍い。取材態勢の不備もあろうが、それだけではないだろう。国はとっくに「島嶼防衛」をかかげているのだから、感度を強めるべきだ。(ヤマヒデ)

 

2019年5月27日 (月)

雨の与那国島の4日間ー①脳内地図を再構築しなければ(190507)

2019年5月7日(火) 雨 

連休が終ったので与那国島に出かけた。なんと1年半ぶりだ。そのうえ地形図を忘れてきた。空港に降りても与那国島の脳内地図が復活してこない。困ったな。

Imgp6371-800x532

空港の食堂でしばしぼーとしていた。突然これが下りてきた。よく見たら(よく見なくても)海上保安庁の小型輸送機。一人飛び乗って出て行った。9:37 雨だけど歩くしかない。

Imgp8118-800x532

空港を出た途端にこれだ。10:01

よくみたら、仲村未央だ。社民党の県議。あちこちにあった。

Imgp8124-800x532

祖納に入り、町役場前。こどもの日の飾りか。10:45

Imgp8125-800x532

まだこれが残っていた。10:47

皆さんどうしているのだろうか。

Imgp6380-800x532

田原川にでた。奥の右側がティンダ・ハナタ ここにも未央さんの旗がある。11:01

Imgp6391-800x532_1

狭いあぜの上に馬が。11:12 与那国らしい。

Imgp6415-800x532

湿地にウズラシギが数羽。11:30

Imgp6424-800x532_1

狭い畦に何だか可哀想。11:32 シギを撮るついでに近寄ってみた。

オグロシギとセイタカシギが数羽。そこにセイタカシギが10数羽飛んで来た。ドキドキします。

Imgp6446-800x532

天気が悪いのが悔やまれる。それにしてもこれらはガツガツしている。優美なセイタカシギのイメージが壊れた。11:52

Imgp6455-800x532

長距離を渡って来て、腹減っているんだろう。勝手に「優美」だと決め付けてきたのが間違っていたようだ。11:56

Imgp6474-800x532

野鳥観察を一通り終えて次の目的地に行くぞ。これ小型トラックに伐採した木々を満載している。驚いた。よく落ちないものだ。12:05

比川に向かう途中で、飛行機をみつけた。飛ぶだろう。待つ。

Imgp6482-800x532

どうですか。13:43 バックの光景とピタリと決まった。琉球エアコミューターの輸送機。DH-8

Imgp6487-800x532

インビ岳中腹にある陸自のアンテナ群。沖合いの艦船などを警戒している。13:55

Imgp8145-800x532

右側に田んぼ。13:55 

Imgp6494-800x532

インビ岳方面。14:20 特に変化ナシ。

Imgp8154-800x532

比川の製塩所。一昨年の台風で吹き飛ばされたが、復活している。良かった。14:45

今回もお買い上げしました。

少しづつ脳内地図を復活させていくしかないようだ。予定通り歩いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年5月25日 (土)

石垣島、宇宙戦争に備えるレーダーを撮る(190426)

2019年4月26日(晴れ)

今回の石垣島の最終日。バスで富崎にある唐人墓に向かう。

Imgp7887-800x532

懐かしいね。9:36 

ここは1852年に奴隷貿易でアモイからアメリカに運ばれる途中で起きた騒動の結果、船が石垣島で座礁してしまい、上陸した中国人を英国・米国の艦船が追いかけてきて逮捕したりするなかで、170名余りが亡くなったという記録に基づき、1971年に建てられた。奴隷貿易の渦中での死だったのか。

http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/100000/100500/ishigaki_fuukei_rekishi/123.html

今日の私はここから出発。

坂道をまっすぐに(北西方向)登っていく。

Imgp6120-800x532

石垣港が見える。大型巡視船が6隻。10:16

もうひといきのはずだ。

Imgp6126-800x532

見えた。準天頂衛星システム石垣島追跡管制局。10:23

この位置は唐人墓から東北東に1500m。石垣島天文台から西南西に1300mの農地の中だ。周辺に高い建物はない。Imgp7892-800x532 

農道を行く。10:26

Imgp7895-800x532

施設の入り口前。10:29

前回来たときには、ここに解説板があったはずだ。何故なくなったのか。

参考:17年4月撮影

Imgp5363-800x532

Imgp5362-800x532

Imgp5365-800x532

以上3枚は17年4月撮影。当時は内閣府宇宙開発戦略本部の管理。

2016年4月1日、安倍政権は「宇宙基本計画」を策定した。これで宇宙開発の第一義に「宇宙安全保障」(軍事利用)をすえたのだ。因みに2018年12月の防衛計画大綱の改訂で、宇宙戦争とサイバー攻撃への対処を正面に掲げた。16年の同計画はこの布石だったのだ。

 

Imgp7901-800x532

やや下がって見る。アンテナ、電源の建物(左)、送信塔。監視カメラが幾つもついている。

Imgp6133-800x532

畑の真ん中にある。この巨大なボール(アンテナ)はGPSの機能をもつ。今や宇宙戦争に使われかねないのだ。日本には6箇所あり、宮古島にもある。

農地の中にこんなものがあるのは余りにも不釣合い。

Imgp7909-800x532

このドームは直径10mだとか。(東側からさつえい)

Imgp7907-800x532

今日もクルーズ船が入っている。石垣港には外国からも大勢の観光客がきているのだ。10:57

石垣島に、琉球諸島に戦争・宇宙戦争など絶対にあってはならない。観光の島に、人が住んでいる島に戦争の施設はいらない。島民は宇宙から始まる戦争を予測できない。逃げようがない。だから戦争を必要とする国際関係を改めていただくしかないではないか。改めるしかない。

私は一時の利益を追うことなく、命どぅ宝を訴えていく。今、ここから、ともに!

〇補足:今回の2019年4月23日から26日の4日間で、私はカンムリワシを1羽も見ることができなかった。何故だか分からないが、残念な結果だ。

 

2019年5月13日 (月)

与那国島で記録的な大雨(190513)

 今朝入ってきた情報によれば、与那国島が大雨に見舞われ、2019年5月13日6時から1時間で、100ミリを越えたとのこと。祖納集落近くを流れる田原川が氾濫した。帰宅して確認したところ、3時間で270ミリの大豪雨(50年に一度)だったようだ。道路も各所で冠水しているだろう。祖納集落など、床上浸水、床下浸水の被害が出ているようだ。

 今現地に電話をして、安否確認したところ、私の有人は無事とのこと。台風のとき電話が繋がらなかったのと違い、出たので、ひと安心した。道路の冠水はひいたとのことだが、ご自宅などが被害にあわれた方々や、農地・農業の被害はどのていどだろうか。心配だ。

 丘の上の林を壊して自衛隊基地を造ったので、久部良集落に赤土が大量に流れ出していないか。また、駐屯地から南側の海に赤土が流れ出たことは間違いないだろう。自然災害が政治によって増幅されるようなことがあっては、ならない。島の皆さんは、自分のところの後片付けが一段落したら、大変ご苦労様だが、是非とも自衛隊の構造物による被害がないか否かのチェックを行なっていただきたい。建物と通信塔の間は谷地になっており、ここから水田に土砂が流れていないだろうか。

 もちろん沖縄県も、与那国島の被害状況の確認と対策を総合的にやっていただきたい。

2019年5月11日 (土)

石垣島の陸自予定地にカンムリワシが営巣(190511)

 昨日帰ってきたら、沖縄タイムスに「陸自予定地カンムリワシ営巣」「国、重機使用を自粛」とでていました。沖縄防衛局は4月24日~26日の調査で営巣を確認したようです。5月8日から繁殖活動に影響を与える重機の工事を控えているとあります。しかし沖縄防衛局は、2月頃このあたりでカンムリワシを見かけていないから、工事を始めても問題ないと言っていました。

 カンムリワシは、沖縄が日本に復帰した72年5月15日、日本国の天然記念物に指定されました。77年3月に特別天然記念物に指定されています(「日本の天然記念物」講談社刊)。他方で、最も絶滅の危惧が高い「絶滅危惧ⅠA類」に指定されています。カンムリワシは石垣島・西表島で周年過ごしていますが、周辺の島々にも飛んでいくことがあるようです。平地の森林とその周辺の湿地や水田、マングローブ林などに生息(「絶滅危惧の野鳥事典」川上洋一著 東京堂出版)。私は以前に宮良川下流域(予定地南側)、於茂登、嵩田、アンパル(マングローブ林のある湿地)(予定地の西側)などで観察・撮影しています。予定地付近は山腹の森があり、小さな池があり、周囲にサトウキビやパインの畑、牧草地、水田があちこちに広がり、南に宮良湾、西に名蔵湾があり、カンムリワシが生息するど真ん中みたいなところです。因みにカンムリワシは年に一度、一個しか卵を産まないそうです。この国は、ご丁寧にそのド真ん中を切り裂きながら、アセスすらやらずに工事を強行しているのです。

 日本野鳥の会石垣島支部の小林孝事務局長は「この場所で、作業をすることじたいがナーバスになり、刺激的な行為。それさえもやめてほしい。やるべきでない」と指摘しています(沖縄タイムス 190510)。 誠にもっともな指摘です。地元の人々は、カンムリワシが住むシマを自慢・誇りにしてきました。

 私が先日行った時も、車で通りかかった石垣市民が、カンムリワシが何処そこにいたよと教えてくれたほど、地元の人たちの認知度も高いのです。

 国はここへの駐屯地建設を即刻中止すべきです。対艦ミサイル部隊や対空ミサイル部隊で、緊張を高めることで、シマンチュウの安全を守れるとは思えません。むしろ逆です。自然を大切にする優しい生き方で、今こそ、民族を越え、相互に尊重し合える民際外交を進めるときです。

2019年5月 6日 (月)

石垣島ー駐屯地予定地周辺の危ない関係を追う(190425)

2019年4月25日 晴れ

 今日も晴れてくれた。天に感謝。今日のコースは昨日より北側を東西に歩く。駐屯地(予定地)の北側を歩き、色々と確認したい。特に底原ダム(灌漑用)、真栄里ダム(多目的ダムー石垣島唯一の上水道)、名蔵ダム(灌漑用)を歩き、基地建設が水資源にあたえる異様さについて考える。

 7時30分、昨日と同様大里(石垣空港北側)から歩く。西へ底原(そこばる)ダムに向かう。

Imgp6052-800x532

7:51 右上が底原ダムの堰堤。於茂登方面(左)からホウラ岳にいたる尾根が見える。手前はパインナップル。今年は暖かく収穫が早いそうだ(地元の農民から聞きました)。

Imgp7803-532x800

底原ダム堰堤。全長1331mある。正面が管理事務所。8:12

Imgp6053-800x532

底原ダム 有効貯水量1285万立方メートル 

Imgp6054-800x532

堰堤西から下流側(南西)を見る。下の盛り土はなんだろう。8:15

Imgp7806-800x532

堰堤から南約2キロに茶色に広がる場所は何だ?(右上)正面はパイン畑。8:24

Imgp6058-800x532

ワイドで見る。正面の小山は標高139m。給水塔が建つ場所。周辺に農地が広がっている。8:32

Imgp6059-800x532

底原ダムの流路(堰堤の東)満々と湛えている。8:37

Imgp6063-532x800

下流側の水路

Imgp7812-800x532

先ほど(5枚前)のアップ。県道87号から撮影。やはり何だか不明。昨日あそこを歩いたのに。8:52

Imgp6066-800x532

県道をやや北へ、サッカーパークあかんま。奥は於茂登岳。525,5m 9:01

あかんまは、沖縄タイムスがここが駐屯地の候補地と報道した場所(14年春)

Imgp7817-800x532

真栄里ダムに向かう細い道で。トンボ(不詳)。9:13

Imgp7823-532x800

こちらは交尾中。9:22

Imgp7830-800x532

真栄里ダムから於茂登に向かう途中を山側に入る。谷に農地が広がっている。左上は桴海於茂登岳(477m) 9:39

Imgp7835-800x532

更に中へ。9:50 私が気になるのは、防衛省はこの山腹あたりを小規模演習場にしたいのではないか。

因みに対馬警備隊も同島に小規模演習場をもっている。

Imgp7840-800x532

真栄里ダム。有効貯水量 210万立方メートル。10:12

ここは石垣島、竹富島の唯一の上水道の水がめ。基地建設予定地はここから2キロという至近距離だ。この点だけでもありえない選択だ。

Imgp7844-800x532

堰堤を歩く。この山の中に演習場でもできたら目も当てられない。要注目。右上がホウラ岳(321,7m)10:18

Imgp7845-800x532

堰堤の下側。10:19 決してあってはならないが、もしもここが攻撃されたら、島民の生活はアウトになる。そうならない努力こそが大切なはずだ。軍事力で何を守るつもりなのか?

Imgp7847-800x532

真栄里ダムを振り返る。於茂登から。10:31

Imgp7850-800x532

車道から少し内側に入る。10:32

於茂登でたっぷりと休憩。

Imgp6081-800x532

民間ヘリが於茂登周辺(南東側)を飛ぶ。カメラを付けている。もしかすると周辺の地形の測量や斜面の把握かもしれない。防衛省からの発注の可能性もある。要確認。11:17

Imgp6094-800x532

電線に阻まれなかなかうまくとれない。JA6107 中日本航空のヘリだ。11:19 小1時間ほど飛び回っていた。怪しいぞ。

Imgp7857-800x532

於茂登から嵩田山方面の尾根道(尾根の北側に道がついている)。車は殆ど来ない。12:48

尾根の道路はほぼ北側を通っており、肝心の南側(左)が見えない。

Imgp6098-800x532

この尾根からここからだけみえた建設予定地。ブルーシートを張っている。p200m(国土地理院の25000分の1の地形図「石垣」)のやや西側。13:28

私がいる場所は標高180m。この下の予定地は約70m。地下水脈が於茂登岳からこの尾根の地下に通じており、取水路もある。地元の方々が、この工事によって、地下水脈が破断したらと心配されている。防衛省はこうした疑問に答えていない。

心配する根拠に輪をかけて危惧されることがある。防衛省の基地建設の説明に多くの隠したいことがあるだろうことだ。建物の構造や、基礎を地下何メートルまで掘るかなど疑うべきことがあるだろう。弾薬庫を造るというが、どれだけの中身かによって構造も違ってくる。

十分な説明責任を果たさせなければ、危ないのだ。ここが市街地でないからといって、住民の暮らしの場であり、生産拠点であることは、今見てきたとおりだ。水資源は石垣島、竹富島の島民の死活的な問題だ。

Imgp7860-800x532

なかなか鬱蒼としている尾根。13:28

Imgp7861-800x532

やっと名蔵ダムに出た。有効貯水量382万立方メートル。13:43

このあたりは台湾の人々が入植した場所だ。パインの栽培を教えてくれたのは台湾の皆さんです。

Imgp7864-800x532

先ほどの場所から北へ堰堤(全長400m)を渡ったが、トイレがない。

いや一番奥の上にあった。この写真は堰堤途中から下を見たところ。13:46

かまわず下に下りた。上の写真の赤がわらの建物の上に伸びる道に石垣島観測局の電波望遠鏡が見える。

Imgp7872-532x800

その真下に行った。庭に入って、建物に入りトイレをお借りした。感謝。

ここは国立天文台の石垣島局。カセグレンアンテナというそうだ。開口直径20m。14:08

国立天文台のホームページによれば、銀河系宇宙を観測しているそうだ。

Imgp6100-800x532

ここからの下降路がわかりにくかった。名蔵川に沿って西へ。名蔵の製糖工場が見えた。14:32

これで方向感覚を掴めた。

Imgp7878-800x532

名蔵川上流を見る。14:41 ほぼ平らな流れだ。先の望遠鏡の場所の標高が38mだから。この付近で、リュウキュウヨシゴイをみた。

Imgp6103-800x532_1

川にシロハナクイナがいた。あちこちでみかけたが、撮影はなかなかできなかった。14:45

このあと、名蔵湾に出て、バスを2時間あまり待って宿に帰った。

今日もカンムリワシを1羽も見なかった。

 

最近のトラックバック

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31