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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

カテゴリー「米日安保・地位協定」の記事

2019年10月 7日 (月)

今日の記事からー米軍の本部港使用(191007)

 今日の沖縄タイムスの2面「想い風(うむいかじ)」に去る9月17日の海兵隊が本部港で救援ゴムボートを使おうとしたことに住民らが座り込み、使用を阻止した行動について報じている。本部港は民間港である。米軍は地位協定で使用を認められているとしているが、米軍優先の地位協定が有効である限り、住民はおちおちと暮らせないのだ。従来通りの伊江島でのパラシュート降下訓練のためならば、何も本部港を使う必要性がない。他に何かの意図があるからだろう。ここに疑義を挟むのは当たり前のことだ。

 米軍の準機関紙「星条旗新聞」は9月19日「抗議者が海兵隊の船舶の進水を阻止」との見出しで記事を出している。在日大使館も国務省や国防省に地元紙の報道を交えながら報告したそうだ。米日政府の頑なな姿勢を革めさせようとする市民の力が吹き上がることを米軍/米国は恐れているのだ。「非暴力で米軍の訓練を中止させた沖縄には、世界のあり方を問う、『地場の力』が秘められている。私たちは足下にある力を過小評価してはいけない。」(平安名純代・米国特約記者)

 米国政府の注目を浴びるような現場での闘いは益々重要だろう。特に常に現行の地位協定のおかしさを暴き出す視点を欠いてはならない。米軍の存在を、行動を優先する/沖縄の人々の生活をおとしめるような米軍の行動に、私たちは常に目を開き、闘うことが求められている。生活者の主権をはっきりと打ち出していこう。

2019年10月 3日 (木)

属国日本の本音ー16年末のオスプレイ墜落事故の顛末(191003)

 本日の沖縄タイムスにこうでている。『米に捜査協力求めず/政府オスプレイ墜落で』 本件事故の書類送検については既報だが、海上保安庁の捜査に外務省沖縄事務所も沖縄防衛局も捜査への協力を米軍に求めていないそうだ。なぜだろう。

 外務省の河村裕沖縄大使は「日米地位協定が支障になったとは認識していない」と述べたそうである。何を寝ぼけたことを言っているのか?!地位協定の17条は裁判の管轄を定めており、公務中の事件・事故についてははっきりと米国にあることを定めているのだ。本件は空中給油中の事故であり、地位協定通りならば、日本国は管轄外ということになる。それを百も承知しながら米国に協力を依頼しないのは、真相が明らかになったらヤバイからだろう。また米国・米軍にお任せしておいて、不都合なことについて米軍が積極的に協力してきたことがあるのか。ないとすれば、働きかけるのが政府の役割だろう。

 因に、①墜落現場は演習場の中ではありません。演習海域でもありません。名護市安部の集落から700mほどの場所でした。集落の人々が大切にしている珊瑚礁の海です。米国海兵隊は機体の回収・証拠隠滅の作業に安部集落の道路や砂浜・渚を散々使っていました。

②海保の本省は国土交通省だ。沖縄防衛局から行政不服審査請求を受ければひょいひょい動くのに、この逆は固まってしまうのはなぜだろう。

 日本政府は、何か言って米国のご機嫌を損ねたくないのか、沖縄の声を代弁するのもいやなのか。不思議だね。属国日本の代名詞通りの行動だ。

 ということはだ。県知事、市町村長も県議会、市町村議会も抗議の要請をしたり、抗議決議をあげるときは、具体的なつっこみどころをしっかりと抱いてやらなければ効果がないのだ。

 私もこの現実を直視して対応していきたい。 

2019年9月26日 (木)

オスプレイ墜落事故で書類送検-曖昧のまま不起訴か(2019年9月25日)【是非拡散して下さい】

 2016年12月13日21時30分頃、名護市安部の海岸にオスプレイⅠ機が墜落。本件について中城海上保安部は機長の氏名不詳のまま航空危険行為処罰法違反の容疑で書類送検するそうだ。

 まず当時の様子を見ていただきたい。

http://photoyamahide.cocolog-nifty.com/yamahideblog/2016/12/post-965e.html

翌日に現場を海から私が観たモノ。このときはまだ海の規制線が張られておらず、近くまで入れた。ご覧の通り機体は大きく3つに分解。主翼・エンジンも2つに寸断。水平モードのまま。

オスプレイという奴は離発着は垂直モード(ヘリ仕様)でないとできません。日米政府はしきりに「不時着水」といっていますが、大嘘バレバレ。不時着できるなら垂直モードでなければならないでしょう。こうなっていない。エンジン・ペラは水平にある。

 今回の海保の書類送検はこのへぼ論理の上に立ている。要するに事故原因を探り当てるつもりもない、形式論理だけ。安倍政権と外務省の指揮に従ったらこうなる。米軍は一度も海保の事情聴取に応じなかった。真実を隠したいから。

日米地位協定第17条にこうある。刑事裁判権 公務中の米軍人等がおこした事件の刑事裁判権は米国に帰属する。捜査については日米相互に協力する。(要旨)

しかし米国・米軍の協力は得られていない。これを政府や外務省は容認。だからまともな捜査ができない。よって事故の再発防止はできないことになる。「操縦士のミス」で終ってしまう。

沖縄の空、日本全体の空は米国のモノという地位協定を抜本的に変えるしかないのだ。

 

以下補足。こうした米国のための地位協定を変えなければ、辺野古にもってきても事故はどこでもおきる。どこで起きても事故原因は特定されない。いやいや安部は普天間からも辺野古からも北部訓練場や奄美大島への空路です。もしも辺野古に移されたら今よりも飛行の時間は多くなる。事故も多くなる。やばすぎる。

2019年9月25日 (水)

今日の紙面から(190925)

 今日2019年9月25日の沖縄タイムスから。今日はてんこ盛り。先日(8月頃)キャンプシュワブ弾薬庫の工事現場の一角が崩壊したが、沖縄防衛局はこれを確認していないという。この件は琉球新報に出て広く知られたのだが、(私たちも現場確認済み)「米軍と立ち入り協議中」だそうだ。防衛局が市民からの連絡を受けたのが8月27日で、申し入れたのが9月17日。21日も経っていた。新聞に出なければ、無視するつもりだったか。

 この崖崩れだが、明らかに弾薬庫の再整備の工事が原因だろう。斜面の草木を切り開き、裸地にして工事しており、排水対策を講じなかったのではないか。水は低きに流れる。これ常識。そこからどっと土砂が流れたのだろう。幅15m~30m、高さは40mぐらいある場所だ(台風17号通過前に私も撮影済み)。

 防衛局は米軍とグルだから不都合なことを隠そうとする。現場を観るのは、大浦湾の瀬嵩などからも見えますよ。米軍の区域内だから入れない、確認できないなどと言うのは、やる気がないという証拠。土砂崩れによる自然環境の悪化を防止する、弾薬庫だから周辺住民への危険性/安全性の周知などするのが防衛局の役目でしょう。

 2016年12月13日に大浦湾の一つ外の(東に)安部﨑に墜落したオスプレイの件で、海上保安庁が書類送検。米軍を聴取できず、闇の中のままだ。地位協定の壁はあついようだ。いつまで米軍をのさばらせておくつもりか?!怒りがふつふつと湧いてくる。

2018年9月13日 (木)

石破茂氏、沖縄の基地集中は政治的理由と認める

 自民党は今、総裁選の渦中。対立候補の石破氏がこういっているそうだ。沖縄に米軍基地が集中しているのは「(本土)の反基地闘争を恐れた日本とアメリカが、沖縄に多くの海兵隊の部隊を移したからだ」(彼の公式サイト)と。

 当然の事実を今更のように言うことがおかしな話だが、もっとおかしなことはこの事実を沖縄向け限定で言っている事だ。
 「なぜ、ここにこの基地が必要なのか、日本で代替できるもの、存在意義が乏しいもの、そういうものに対しては異議を述べる権利を日本は手にすべきだ」とも。こんな当然なことが出来ていない自民党政権の弱さ、おかしさを真摯に反省すべきなのは、あなたがただ。
 「粛々と進めるのではなくて、沖縄のご理解を得る為に、誠心誠意の努力をしたい」(新基地建設について)そうだ。こうしたことは自民党の党是にかかわることだから、総裁選後もきっちりと議論すべきだろう。まして国是だといってきたわけだから、知事選後の撤回への対抗措置をとるなどやめて、十分に議論しろよ。
 党是は軽い、国是は吹けば飛ぶよな鴻毛の如しか。沖縄を嘗めるのもいいいかげんにしろ!

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