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考えるための本

  • 川満信一、仲里効編: 琉球共和社会憲法の潜勢力-群島・アジア・越境の思想
     混沌としている状況だからこそ読まれるべき一冊。
  • 吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司: 検証・法治国家崩壊ー砂川裁判と日米密約交渉
     今日の米日関係が米日トップの共犯関係で作られて来たことを歴史的に明らかにし、世に問うた力作。米国の核の傘の下に、私達は居続けるのか?
  • ジョン・W.ダワー: アメリカ 暴力の世紀-第2次世界大戦以降の戦争とテロ
    アメリカという国が如何に暴力にまみれた国であるかを示す好著。正規軍による戦争ばかりか、様々な謀略活動が表の顔の裏側に張り付いている。私達はこの国と如何に付き合うべきか?
  • 下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか

    下嶋 哲朗: いま、松下竜一を読む――やさしさは強靭な抵抗力となりうるか
    沖縄本の著作も多い下嶋さんが松下竜一さんの著作・生き方から考える視点を提示している。弱者でありながら強く生きることは可能なのか。

カテゴリー「暮らしと政治」の記事

2018年12月30日 (日)

沖縄の2019年の選挙態勢について、ほぼ固まる

 2019年も沖縄は選挙ラッシュ。4月、衆議院沖縄第3区の補欠選挙。7月参議院選挙だ。3区の補欠選挙は、自由党の玉城デニーさんが今年9月に県知事になったため、空席になっていた。これにたいして、与党は島尻安伊子元沖縄北方担当相が候補に決まっていたが、対する野党からフリージャーナリストの屋良朝博(やら・ともひろ)(56歳)さんが正式に出馬表明。

 屋良さんは軍事畑に強いジャーナリストであり、名護市・沖縄市・うるま市などの3区の候補として、相応しいだろう。「辺野古の埋め立てが合理性があるのかを問う」としており、「沖縄の負担軽減」や「抑止力の維持」にも真正面から論戦できる人だ。さらに米軍基地の大幅返還に向けたアクションプログラムにも積極的だと報じられている。
 基地問題の解決には、やはりそれに代わる地域経済をどう立てるかが鍵となり、この問題抜きに解決できない。沖縄から全アジアを視野に入れた政策をだしてほしいものだ。
 また7月の参議院選挙の候補は、糸数慶子さんが出るとの話が出ていたが、社会大衆党はオール沖縄会議共同代表の高良鉄美さん(琉球大法科大学院教授)(64歳)を推している。軋轢が生じているようだが、円満決着を願いたい。更に比例区から社会民主党の仲村未央県議(46歳)がでる。社民党の票だけでは、かなり危なっかしいが、沖縄からの候補として安倍批判の論陣を上手に張れば、当選の可能性も出てくるに違いない。
 私の個人的な意見をのべだせば、色々ある。だが、最大公約数としてオール沖縄を突き出し、国内全体を視野に入れられる人たちだろう。沖縄からの声を大きくし、それが全ての有権者にも大きく関わっていることを示したいものだ。
 是非とも来年の3区と、参議院選のお二人の必勝を全力で勝ち取りたい。

2018年12月28日 (金)

ことりフェス 2018 -お空を飛ぶのは小鳥さんだけがいいなー

 2018年12月22日午後、私は宜野湾市立中央公民館に行った。「ことりフェス 2018」の集いが開催されたからだ。主催は「ことりフェス2018」実行委員会。

 
 2017年12月7日宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園の屋根・庇に米国海兵隊の大型ヘリの円筒状のプラスチック部品が落ちてきた。運よく園庭に落ちなかったので、けが人は出なかった。ヘリが飛ぶ映像が残され、屋根に当たった「ドーン」という音も記録されている。米軍は同時刻にヘリが飛んだことを認めながら、このヘリから落ちたことを認めていない。
 2017年12月13日、今度は普天間第二小学校の校庭に大型ヘリの窓枠が落ちた。
 2018年4月、『チーム緑ヶ丘1207』が立ち上がった。同園の在園児保護者、卒園児保護者、卒園生、職員、元職員らが構成。子どもたちの命・空を守るために「保育園上空を飛ばないで」と訴える活動をしている。
 あれから1年が過ぎた。この危険な空は何も変わっていない。こうして「ことりフェス 2018」が開催された。先ず2018年12月7日のテレビニュースが流された。この一年を振り返り、この現状を如何にしたら打開できるのかを問うていた。
 会場には子どもたちも多いが、全然ざわざわしていない。不思議な空間だった。
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タイモーズが熱演。変なお笑いバンド。「団子3兄弟」ならぬ「田芋3兄弟」等を歌う。あれですか。
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緑ヶ丘保育園父母会からの開会の挨拶。諦めずに前を見て歩き続けますと。
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幻の焼き鳥バンドだって。こちらもわけがわからないのだが、笑えました。焼き鳥ぐらい熱いバンドでした。
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いいよね。
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前のシートで子どもたちも興味しんしんだった。
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演芸集団FECのわさび。沖縄漫才。
ここで第1部おわり。休憩を挟んで。
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宜野湾高校のマーチングバンド。子どもたちも踊りだしていた。
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北海道出身の彼は(お名前を失念し申し訳ない)自作の歌を心をこめて歌ってくださいました。この不条理をこの子たちに寄り添いながら歌い上げてくれた。
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緑ヶ丘保育園、普天間第2小学校の父母。そして大浦湾の保育園の母(右から)が語り合いました。わたしには東恩納千恵さん(左)のこの問題は何処でも同じ、もっともっと多くの人が宜野湾のこどもたちに、実態に寄り添うべきとの発言が心にしみました。
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古謝美佐子さん。今日のメインゲスト。子どもたちの世界の中で、歌ってくださいました。
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皆入って賑やかに。
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最後の曲は「童神」。しんみりと。
美佐子さんもお孫さんが出来て、沖縄の現状に拘るようになったと言っていました。
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今日のトリはネコのむぎさんだった。やさしい猫さんでした。
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木琴が最高ですね。MCも歌もですが。
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本日の主催者が挨拶に立ちました。思いがジンと伝わってきました。お空を飛ぶのは小鳥さんだけがいいな、です。
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ラストはトナカイさんやサンタさんが出てきて、子どもたちにプレゼントが配られました。
子どもが主人公の今日の集いは、しばしば目がウルウルになりながら、楽しいものになりました。
私たちも名護で辺野古・大浦湾で、宜野湾・野嵩(のだけ)の皆さんの思いを共有していきたいです。共に頑張りましょう。

2018年11月17日 (土)

菅義偉官房長官の「普天間返還合意」のご都合主義的な答弁(理解)にあらためて考えた

菅義偉官房長官の「普天間返還合意」のご都合主義的な答弁(理解)にあらためて考えた

 琉球新報の18年11月16日付け報道によれば、菅官房長官は、18年11月15日、米軍普天間飛行場返還の日米合意に到る経緯を巡りこう答えたそうだ。「今から22年前に事故があり、橋本龍太郎元首相とモンデール駐日大使との間で県内移設が合意された。政府としては危険除去をなんとしてもやりとげたい」と。質問した木戸口英司議員(希望の会)が、「きっかけは少女暴行事件だ」と指摘しても、菅は「事件もあったが、その以前に事故があったことも事実ではないか。その点で移設の要望があったことも事実だ」と持論に固執したそうだ。更に菅は日米の普天間返還合意を受けて、「3年後に地元の市長と県知事が合意し、辺野古について閣議決定した」と地元合意を強調した。当時の稲嶺恵一知事は、軍民共用空港にすることと、15年使用期限を条件に付していたが、その後の小泉政権は、新たな閣議決定を行い、これを破棄している。

 ここであらためて経緯を再確認しておこう。事は95年9月4日の米国海兵隊員3名が、当時12歳の少女を拉致し、レイプした事件に端を発しているのだ。この衝撃的な事件に沖縄県民は怒った。95年10月21日の「暴行」事件糾弾県民大会に85000名が集り、満腔の怒りを表したのだ。

 以下、防衛庁編「平成10年版(1998年)防衛白書」に語らせてみよう。「1995年9月に起きた不幸な事件や、沖縄県知事が駐留軍用地特別措置法に基づく署名・押印を拒否したことなどを契機として、全国的にも沖縄に係る諸課題に対する世論の関心が高まった。    政府は、沖縄県民の負担を可能な限り軽減し、国民全体で分かち合うべきものとの考え方の下、沖縄県の将来発展のため、米軍基地の整理・統合・縮小に向けて着実な前進を図るべく最大限の努力を払うとともに、振興策についても全力を傾注して取組んでいる」とし、「95年11月国と県との間に『沖縄米軍基地問題協議会』を、日米間にSACO(沖縄特別行動委員会)を設置した。防衛庁においても、これらの協議機関における検討を推進するため、庁内に『在日米軍基地に関する特別委員会』を設置した」とある(同書p311~316)。

 こうした一連の政府の説明のどこに「事故」が書かれているのか。菅官房長官は、内部文書にでもあるというのか。だとしたら文書を示されたい。

 もっといえば、かかる「米軍基地の整理・統合・縮小」の一般的な確認の裏側で進められてきた基地機能の強化に私たちは注目せざるをえないのだ。それは「撤去可能な代替ヘリポート」案だったものがキャンプシュワブの沖合のサンゴ礁に沿って2500mの埋め立て案に一変し、反対運動によって阻止されると、2006年になって、現行の沿岸案に変更されたのだ。空々しいにも程がある。

 また、安倍政権が「事故・事故」というならば、具体的に起きている事故について、積極的に解決しようとしてきたのか。こうした事実に裏付けられた負担軽減ならば、よしとしたいものだが、彼らが進めていることは真逆だ。オスプレイを導入し、拡大し、揚陸艦等の大型艦が入る岸壁をつくり、弾薬庫があり、その上、飛行場を造る3点セットになっているのだ。こうした構想は、1966年当時の米国海軍が計画していたものであり、今の97年以降の計画は日本政府が全額経費を負担して(我々の税金が使われている)造ることにも深い闇が広がっているのだ。

 更に指摘したい。自公政権は、普天間基地がもたらしている「負担軽減」と言いながら、辺野古・大浦湾周辺への新基地建設に関して、米軍が定めている「高さ制限違反」について、高圧線と携帯アンテナ以外の学校や民家等を例外扱いする神経が怖すぎる。普天間基地・宜野湾市の事故は心配だが、辺野古・大浦湾周辺のことは度外視という政治は何故なのだ。そこに日米政府が隠し通したい意図・根拠があることは、言をまたないだろう。

 菅官房長官は、こうした事実を誤魔化し、改ざんし、ご都合主義を貫こうとしているのだ。住民の安全を度外視した「安全保障」など、笑止千万だ。私たちは騙されない。許さない。

2018年11月 1日 (木)

沖縄防衛局に抗議―工事強行を許さない―に行く(181030)

 既報の通り10月30日14時~行政不服審査請求で工事再開する姿勢を見せている沖縄防衛局に抗議し、やめさせるオール沖縄会議の集会のはずだった。だが、30日、国土交通相はこの請求を認めたとの報道があり、この意味合いが変わってしまった。

 嘉手納ロータリーにある沖縄防衛局前に私たちは13時20分頃到着。既に集会参加者が集り始めていた。
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沖縄防衛局玄関前に立ちふさがる防衛局職員。13:23
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左の看板(右にもあった)を立てかけようとした女性に外せといってきた防衛局職員。
13:33 抗議!
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防衛局(左奥)前の広場でバナーを広げ集会準備する辺野古テント村の仲間。13:52
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今日の集会名はこうだった。「沖縄県民の民意を尊重し、審査請求・執行停止申立て取り下げを求める集会」。なんと控えめなタイトルなのだろう。安倍政権の傲慢さが浮き上がってくるな。13:54
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防衛局前で抗議文を読み上げる稲嶺進オール沖縄会議共同代表。13:56
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一人ひとりが抗議にきており、一人一人が自分の意思をもつ。工事再開を許さないのだ。
13:59
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受け取った防衛局職員。上司に渡すというだけだった。14:01
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防衛局前から広場に移動。怒りは収まらない集会参加者の皆さん。14:02
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玄関前で立ちはだかる職員。何を思っているのだろうか。14:03
沖縄を再び戦場にするような愚作を彼らは何も感じないのか? 悲し過ぎる。
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このとおり。「アメリカ防衛局いらない!」のだ。14:04
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今日のこの広場は地元の中学生が使う予定らしく、ここで集会できないらしい。簡潔にまとめて、明日以降頑張ろうと挨拶する稲嶺さん。14:06
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民意を尊重しろ! 工事強行を許さない!防衛省、国土交通省、安倍政権への怒りは怒髪天を突く。14:11
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約200名の参加だった。
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解散後も女性たちが抗議する。防衛局玄関前。14:14
闘いはまた始まるが、以前とは違う。問題点を整理して、より明快な取り組みを広げたい。
勝つ方法は諦めないことであり、もっともっと結束して闘わなければならない。これは日本全国の軍事化の問題なのだ。私たちは生き続けたい、それだけだ。

2018年10月30日 (火)

9条改憲―軍事産業の大儲けのために(181030)

 昨日から国会論議が始まったようだ。安倍首相は「国民のため命を賭して任務を遂行する隊員の正当性の明文化、明確化は国防の根幹に関わる」と改憲に意慾を示したようだ。

 
 自衛隊を正当なる軍事力として高め、人殺し国家になることを誉れとする安倍首相、自公の政治家、与野党の政治家、賛意を示す国民ですか。
 
 私は問いたい。軍事力で何が守れるのか?! この人たちは、ここを考えたことがあるのだろうか。過去の、現在の日本の軍事力は何を守ってきたのか、考えたことがあるのか?! 世界の軍事力は何を守ってきたのか?
 私たちに必要なものは軍隊=人殺し集団ではない。命を繋ぎ暮らしを営むことだろう。誉れや命令ではなく、信頼であり愛だろう。画一化ではなく、多様性だろう。
 安倍首相が言う自衛隊の価値付けは、軍事産業の大儲けのために過ぎない。安倍政権は、14年に集団的自衛権「合憲」化の閣議決定をし、また、武器輸出3原則を取っ払った。特定秘密保護法も強行採決した。15年に「安全保障法制」という名で、戦争態勢に磨きをかけた。2010年から「島嶼防衛」の名で、対中軍事作戦にむけて着々と準備を始め、対外侵略できる軍事力を打ちたてようとしてきた。あとは明文改憲あるのみか。
 
 武器で金儲けできるのは極ごく一部の人だけだ。多くの人たちは殺したり殺されたり。食物が乏しくなり、貧乏になる。教育も福祉も医療も金持ちだけが謳歌する。自然を益々壊す。核兵器や原発を見たら、分かりやすい。こんなもののために私たちの命・生活がどれだけ壊されてきたのか。
 19年度の日本の軍事費は5兆3000億円だ。米軍のためも含み、米国産の武器を買うことも含み。
 
 もうたくさんだ! 私は、地道に生きて、一人ひとりが輝ける社会でありたいと思う。あなたは?
 軍事産業の大儲けを意図した明文改憲を許してはならない。私たちは、自分自身で私たちの命を守り、人生を創り出す以外にない。だからこそ、団結して闘おう。
追記:安倍さんたちがやるべきことは、大日本帝国の海外侵略(膨張)の歴史と真摯に向き合うことだ。ここをすべてサボってきた彼らの歩みは、また同じ誤ちを繰返す。
 私たちがやるべきことは、反省のない政治家をのさばらせないことだ。なぜこれができないのか、私は不思議でならない。ここに私たちの、これから生まれてくる人たちの、未来がかかっているのだ。

2018年10月22日 (月)

那覇市長選、城間幹子さんが圧勝(181022)

 那覇市長選のオール沖縄勢力である城間幹子さんは手堅いと言われていた。現職であり、女性、実績も公約の96%を実施してきた。さらに先の県知事選での結果が確実なものにした。

 城間幹子さん、79677票、翁長政俊さん、42446票、投票率、48,19%。票差37231票だ。翁長政俊さんは、自民公明維新希望の推薦を受け、元自民党県連幹事長であり、元県議。それにしてもこの票差はなんだ。
 「平和・子ども・未来 あなたとともに」を掲げ、「基地のない、平和で豊かな県都那覇市をつくろう」が浸透したのだろう。個々の政策ではさほど変わりばえがしなかったが、翁長政俊さん陣営が「市民目線で那覇市を大改革する」を叫べば叫ぶほど、ウソっぽさが滲み出たのではないか。余りにもフェイク戦術が多すぎた。やりすぎれば、誰にも悟られてしまう。
 そして陣営の団結力の差が票に出た。自民党のステルス作戦が機能せず、公明党は機能不全に陥り、集票能力はがたがただった。県知事選の痛手を修復できず、崩壊に向かったのだ。
 投票率の低さが目立つ。ここをどう総括するのか、市民目線のもちかた、まちの人々の中に入っての政策の形成や市民の声をどう受け止めていくのか。城間市政の課題は県都であるだけに大きい。飛行場と港湾、自衛隊の基地(司令部)があり、また、周辺市町村との関係も無視できない。だからこそ那覇市政の課題として平和を発信していくことは重要だ。
 この勝利をあしがかりに、皆で頑張っていこう。沖縄は、安倍政権に押しつぶされるわけにいかないのだ。

2018年10月21日 (日)

那覇市 城間幹子さん、0打ち、当確

 今日、2018年10月21日は那覇市長選の投開票日。オール沖縄の城間幹子さんに20時に当確がでた。一先ず良かった。まだ開票率0%なので、どこまで差を広げるか、開票状況をみながら、また記します。

 nhkでも当確。(20:15)

 那覇市民の皆さん、多くのデマが飛び交う中で、ご苦労様でした。
 選挙事務所で、皆喜びのカチャーシーで湧いています。好い光景です。

2018年10月20日 (土)

明日10月21日は那覇市長選の投開票日(181020)

 2018年9月30日、沖縄県知事選でオール沖縄の玉城デニーさんが勝ち、10月14日、豊見城市長選でやはりオール沖縄の山川仁さんが勝った。明日は那覇市長選の投開票日。さてどうなるのか。
 自公の翁長政俊さんは元県議。沖縄自民党の重鎮だ。自公推薦。「実現力で住みよい街」と訴えているが、問題は如何にして実現力を発揮できるかである。現市政(城間市政)は「決められない政治では、市民の安心・安全をどうやって確保するのか」というが、基地建設を促進しながら市民の安心・安全はありえない。安倍政権に従属していたら、安全も安心も放棄させられるだけだ。
 那覇軍港の早期移設は悲願だろうが、浦添に大規模な物を造ることにしかならない。ここは城間候補も曖昧なのだが、県都周辺に一切の軍事拠点はいらないと言って欲しいものだ。
 那覇空港を自衛隊が使い、その隣に自衛隊の第15旅団司令部があり、万が一不測の事態が起きたら、人とモノの動脈が止まってしまう。「誇りある豊かな新時代沖縄」を目指す玉城知事と城間幹子候補には、この点、留意していただきたい。問題は新基地建設を許さないだけでは、明らかに不十分なのだ。「民の心に寄り添うこと、決断すること、安全安心を守ること」が政治家の最も大切な仕事ならば、これを如何にして実行するのか。
 若者へのメッセージに「行く先は自分が決める、そのための機会はいくらでもあります」と呼びかけているが、今の大人(私を含む)がぼやぼやしているから、再び戦場が近づいてきてしまった。若者に徴兵制がしかけられそうになっているのだ。
 私たち大人の責任が問われている。さて政俊さんは、こうした事態にどう答えるのだろう。「市民の幸福追求権」をダシに集団的自衛権を法制化した自民党の彼らは、若者達の夢をぶち壊し、若者達に死に場所をプレゼントするようなまねは、絶対にやめてほしいものだ。
 誇りある新時代沖縄をつくるためには、明日、城間幹子さんが勝つことからだろう。難問は多いだろうが、着実に様々な問題を重ねながら考え、前に進んで欲しい。
 過去の栄光(日清・日露戦争賛美)を拠り所にする司馬遼太郎を愛読書とする政俊さんでなく、那覇の栄町市場を舞台にしている宮里綾羽さんの「本日の栄町市場と、旅する小書店」の幹子さんに、私なら投票する(名護市民なので、投票権がないが)。

2018年10月17日 (水)

再び国が行政不服審査請求だと―辺野古撤回、政府が対抗策

 辺野古・大浦湾の埋め立て承認は、当時の仲井真県知事が2013年12月27日に東京の病院で病気療養中に行なったものだ。

 これを翁長雄志前知事が去る7月27日に撤回を表明し、遺志を引き継いだ謝花喜一郎副知事が8月31日に撤回した。これで国は埋めたて工事を出来なくなっていた。
 9月30日の知事選で沖縄の民意を突きつけられたこの国は暴走をやめない。今日17日、再び(15年の承認取り消し時)と同じ手法となる行政不服審査請求という禁じ手を使うらしい。この請求はあくまでも個人の救済のためにある法律。これを安倍政権はあたかも個人であるかのように国交相に不服審査を出す。安倍政権は裁判もネグり、暴走を強めるばかりだ。
 私たちは満腔の怒りをもって基地建設を止める。政府の勝手な法解釈を許さない!
 もっとも安倍晋三さんがやっていることは、何もかも私利私欲だからこんなものなのか。モリ・カケばかりか基地建設も私利私欲なのだろう。分かりやすい話だが、沖縄をなめるのもいいかげんにしろ!!(詳報はあらためて)

2018年10月15日 (月)

豊見城市長選に玉城知事と連携する山川仁さん当選(181014)

 那覇市の南に隣接する豊見城(とみぐすく)市長選に玉城デニー知事が押す市議2期目だった山川仁さんが当選した。この選挙戦は、保守が分裂し、現職に新人が割れた。そこにオール沖縄の形を組み、玉城デニー知事と連携する山川さんが11274票。宜保安孝(新人)さんが7645票、3位に現職だった宜保晴毅さんが6459票となった。

 有権者総数は48141人、投票率53,28㌫だった。市長選であり、各論の政策の違いが同市の地域性を知らない私には分かりにくい。沖縄タイムスの報道によれば、オール沖縄の勢力が強力にバックアップし、玉城知事も3回応援に入った事が左右したようだ。山川候補の子育て支援を中心とした政策が、同市の若い年齢構成にマッチしたこともタイムリーだったとある。無論、保守の分裂が大きくマイナスに作用し、このため公明党も自主投票になったことも大きなマイナス要因になったことは疑い得ない。
 今後、山川さんが掲げた「新しい豊見城市を作る」のは、市民との共闘がうまくいくかであるが、何といっても財源を如何に充てるのか、プラスする分野があればマイナスにしなければならぬ分野が出てくることを考えると、簡単ではない。玉城県政との入念なすり合わせが問われる。また新財源の確保を主張したが、政策能力が問われるのはこれからだ。頑張っていただきたい。
 14日から始まった那覇市長選ともあいまり、新基地建設反対の声が広がり、根を張ることを期待したい。

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